梅雨入りの頃には季節花の
紫陽花がいけたくなります。
今日は美しい青いガラス花器を選びました。
形状から雨の滴が連想され
とても気に入っております。
夕方からの雷で天候は大荒れでした。
花をいけながら
亡き母の闘病生活をしていた日の事を
思い出しておりました。
その日も急な夕立で
母を見舞った帰りに道に迷い
薄暗い空から大粒の雨が降ってきて
心細くなり、母の携帯を
鳴らしてしまいました。
その時の母は
やっとの声で私を心配し
最寄りの駅までの道を説明してくれました。
私はこれまで母に
守られて育ってきたことを
実感させられました。
これが母との最後の電話と
なってしまいました。

「 行ってあげられなくて、ごめんね。」
母は私に、告げました。

雨音を聴きながら
大好きな母の面影を浮かべ
愛を込めながら
花を捧げました。