はじめまして。

摂食障害に5年ほど悩んだ専門学生です。 ブログを始めた理由は自分の経験を皆さんにシェアしていろんな方の力に少しでもなれたらと思いブログを始めることを決意いたしました。

私の話を少し書かせていただきます。



中学生の頃、学校の友人関係がうまくいかなかったことと家庭環境がきっかけで(それ以外にも日々色んなストレスの積み重ね)摂食障害になりました。

初めは拒食症になりほぼご飯を食べられなくなりました。ですが自分自身ではご飯が食べられない、ではなくご飯を食べる時間を作るということをしなかったりそれ以外にも今まで日常的にやっていたことができなくなったりしました。中学での大きな環境の変化というわけでもなく日々の小さな環境の変化が私にとっては一番ストレスでした。

大きな環境の変化なのであれば誰しもができなくても当たり前なのかも、と思えますが日々の変化に私はついていけず「なぜ私だけできないのだろう」という気持ちでいっぱいでした。 

今考えれば何もそこまで焦る必要はなかったのかもしれません。ですがその当時は日常生活すらもままならないくらい自問自答で頭がいっぱいでした。

そこで私は摂食障害、拒食症になったのだと思います。

そこから母親に勧められ精神科医に受診しました。

ですがどこの病院に行っても会う病院が見つからず、逆に病院に行く前の緊張感や病院に行くことのストレスから微熱が出たり部屋に籠るようになったり何もかも塞ぎ込みたくなる気持ちを経験しました。

病院に行く人の前の日は何か飲み物を飲むことも食べることすらも出来ずお風呂に入ることすらも出来ずただただ家の椅子に座りテレビもつけず呆然としていました。

母親はそれをみてますます私を病院に連れていかなければと思ったのだと思います。

私は元々音楽が大好きでピアノを弾いたりするのが大好きだったのでピアノを弾いたりテレビのYouTubeで大好きなアイドルのダンス動画やバラエティを見るのが趣味でした。それもしなくなったことに気づいていたのかもしれません。

ただ心が落ち着かずずっとぼーっとする日々が続きました。

そんな日々が続き母とも関係がどんどん悪くなり喧嘩や家族関係すらも崩壊してしまうのではないかというほどでした。わたしには兄がいたため兄にもたくさんの迷惑をかけていたと思います。

母と父はとにかく病院に連れいていきたい、早く医者に診てもらって欲しい、どうにかしなければという思いでいっぱいだったと思います。最初は嫌だと言っていたものの父と母にも何も物も言えなくなり、だんだん母と父の事も信用出来なくなっていきました。

少し年の離れている兄は昔から私のことをすごく可愛がってくれ優しくいつも話を聞いてくれました。私にとって兄が1番話せる相手ではありました。ですが中学になってからお互い忙しくなったのと私が人に何かを言うのが怖いという意識を持ったのから兄に学校の話をしたことがあまりありませんでした。

そんな我が家にとってその当時ボロボロな数年を過ごし私は通信制の高校に進学しました。そんな時に私は衝撃的な環境に驚きました。

同じように何かを抱えた子達が集まり授業をしている姿、途中で帰ったり途中で学校に来たりフリーな感じな姿、行事も参加してもしなくてもいい、人間不信になりかけていた(なっていたのですが当時は認められなかったです。)私にとってはとてもあっていると思いました。

そして何よりも先生の存在です。 先生が私たち生徒の心をゆっくり解きほぐして行ってくれ「貴方はそのままで大丈夫。」「ゆっくり進んでいこうね」「今話せなくてもゆっくりでいいよ」「○○さんのやってみたいようにしてみよう!」それ以外の趣味のことでも私が好きなアイドルの話をすると次の日先生が調べてきて私がクイズを出したり、テレビに出た次の日は私のところにかっこよかったね!と感想を言ってくれたり、、、私たちに全力でそれでも優しく見守りつつぶつかってきてくれました。人間不信だった私は最初は話しかけて欲しくないと思い態度に出ていたかもしれませんがそれを見抜いた先生も少しづつ他の子に来るべたら少ない話からゆっくりゆっくり先生たちが話しかけてくださいました。

そんな先生たちの姿が常に頭に浮かび何事も頑張れるようになりました。

先生との話題作りのためにこの本読んでみよ!とかお菓子が売ってるコーナーに行ったら「これ先生食べてたな、、、食べてみようかな?」。少しづつ外に出る事も増えました。先生にこのお菓子買って持ってこ~とか少しづつ心を開くことが出来ました。

友達もだんだんでき、高校1年生の終わりの方になってやっと友達とも遊んだり慣れてきました。

そして友達と1年生お疲れ様のご飯を行った時久しぶりに食べたお寿司の美味しさに今までなぜご飯を食べなかったのだろう、なんて美味しいの?!と思い始め、いままでは食べなければ、食べなければ心配されてしまう、食べてるところを見せなければと思い続けていた気持ちが人とご飯が食べれてる、、、不思議、、、という感覚になりました。

私は人とご飯を食べるのが苦手になってしまい家族や友達と食べるご飯は苦痛でしかありませんでした。

ですがそんな時に友達に連れていってもらったお寿司をきっかけに少しづつ食べれるようになりました。

そんな時に母が食べれるようになった良かった。という思いがあったのか食べられない日や少し少なくなると口では言わないけどあからさまに少ないね、なんで食べないのというような目や態度で不機嫌になったりするようになりました。それが私にとっては苦痛で「食べれるようになったら必ずその量を食べるかそれ以上を食べなければならなくなる」という気持ちから母の前ではあまり多く食べないでおこうという気持ちになり過食症になりました。

朝パンを少しだけだけど食べ学校に行くまでのコンビニでおにぎりを買い学校ついてからもお菓子やアイス、いままでは甘いものやお菓子、ご飯が苦手だったのですが何が食べたいよりなにか口にないとおかしくなりそう、という気持ちから何でも良かったのです。

なにか口に入れておこう。そういう気持ちでとりあえず食べれそうなものを食べ過食しました。

ですがそれだけで体重が増えるわけでもなくただただ胃腸の調子が不調になるだけ。だけど胃腸が不調になるより食べてない時の方が辛くてただただ過食を続け過食症になりました。

そんな時に母から少しは体重増えてきたの?なんか少し平均的な体になってきたんじゃない?。父からはふっくらしてきたね!良かった。という言葉を言われその言葉が何故か私の中では怒りをわかせショックでなりませんでした。ふとったのがいやだった、という訳ではなくただただなぜ体型と体重だけで決めつけるの?私の心はズタボロなのにという気持ちでいっぱいでした。

気づいてても声に出して欲しくなかった、そんな子供な考えをしていました。

そこからまた食べられなくなり体重が減り母はなんでまた体重が減ったの?などと言われ毎年行われる学校の身体測定がくつうでしかありませんでした。


ですがそんな時に兄に言われた一言が自分の中ではすごく心が軽くなりました。

「食べなくても食べてもどんな見た目でもどんな生活をしていても○○(私の名前)は○○だよ。だから必ず安心して生活すること」そう言われました。

人から聞いたらえ、?こんなこと?と思うかもしれませんが私からしたらそれが一番心強かったのです。

食べれなかった時の罪悪感、食べすぎてしまった時の罪悪感が強く落ち込んでしまうことが多かった、細くなりすぎて母や父からの目が怖かった私、たまには夜更かししてテレビ見たり夜にお菓子食べたり朝までオールしてみたいななんて思ってたけどそんな事できなかった私(ただ意思が弱かったのかな?(笑)) 眠れない時もあったからそんな時は本当は起きていて好きなアイドルのYouTubeとかをオールしてみるのも夢でした。 学校にも時には行けなかった時もあったけどそんな自分も嫌でした。全て生活が苦痛でしかなく人間不信だったためだれに言うことも出来ませんでした。

だけどそれを約4年程度何も言わず見守ってきた兄が高校2年生の半ばぐらいになり初めて言われました。

後々母から聞いたらずっと兄は心配していて私が中学で摂食障害になってから摂食障害は過食症でも拒食症でも見た目に出たりすることが多いから女の子はそういうのは聞かれたら嫌かなと思っていたみたいで母に聞いていたみたいです。

母よりも父よりも誰よりも兄が1番心配していて勉強し資格を取ろうとおったのだとか...(笑) それは私にとっては重荷になるなって思ったので取らなくて良かったと思ってますが...(笑)

でもそんな気持ちは知らなかったので大人になってから母に聞いて涙が出ました。

私にとって1番欲しかった生活はそれだったのかも知れません。私が何をしていても少し遠くから見ていて欲しい、1人で過ごす事もしたかったし人間が怖いという気持ちが強すぎて人の気配があるだけで苦痛だったのもそうです。

良く考えれば何故か母は常に家にいても兄は何も無くてもどっかに出かけていたり、家にいることが少なかったです。

母が兄に「買い物行ってくるから○○のこと任せたよ!絶対見てやっててよ」と言って買い物に出かけても兄はコンビニ行ってくる~と言いながら消えることが多かったです。コンビニにしては長かった、、、良く考えれば1人の時間を作ってくれていたのかもしれません。

母にも父にも感謝はしていますが兄は本当に私の心を救ってくれていたのだなと思っています。

そんな兄の言葉を毎日辛いことがあったら思い出しつつ高校を卒業し私は専門学生になりました。

今では少しづつではありますが普通のご飯も食べれるようになり専門学生になってから一人暮らししているため家族ともいい距離感ができ家族とご飯に行くことも!!

高校3年生の時に芽生えた夢、美容師になりたいという夢を追いかけ専門学生へ‧✧̣̥̇‧

美容師さんになって色んな人の髪の毛を綺麗にして沢山お話したい。人間不信だった私からしたら不思議な夢でした。

今はまだ夢叶え途中ですが、、、


長々と分かりにくい文だったかもしれませんが最初はこれくらいにしておきたいと思います。

誰かの心の中で少しでも残ってくれたら幸いです。なにか質問やコメントがあればぜひコメントしてください。私が答えられる範囲であればコメントかブログにて返信させて頂きたいと思ってます。


最後まで読んでくださりありがとうございました°ʚ(*´꒳`*)ɞ°