「新型コロナワクチンで超過死亡が急増中!」のフェイクのからくり(現代ビジネス)

#Yahooニュース

https://news.yahoo.co.jp/articles/83ab4e3849ecd4ac5def8e13b38473ac9b481aa7



フェイクのからくりと言う見出しは明かにおかしいですよね。

まず日本の年間死者数は2019年までは少子高齢化が進むにつれて毎年34万人ペースで増加してきました。

2020年からコロナ対策が開始された事により、過去5年を振返って始めて、年間死者数が前年度より減ると言う事がおき、平均寿命の更新まで成し遂げています。

特にコロナによる呼吸器疾患対策の強化による福利と言うべきか、コロナ禍以前より肺炎等の呼吸器疾患が著明に減少しています。この傾向は2022年現在でも同じような感じかと思われます。
先程ものべたように日本の年間死者数は少子高齢がありますので毎年増加傾向です。もちろん高齢化が進む分けですから老衰も増加するわけです。

老衰・死因不明等は平成30112,659  平成31113,904月単位で行くと10001400人前後の増加幅です。そうみると令和2年が如何に少なかったが動態から読みとれます。令和31月に2000overとなりますが、2月、3月までは順当増加とみてましたが、接種開始以降の4月以降は毎月1600以上となってしまいます。令和2年分が令和3年分に追加されたと考えればそれ程おどろく数字ではないのかもしれませんが、同じ対策を継続しているにもかかわらずコロナ禍以前と比して呼吸器疾患以外は、ほぼ増加に転じてるわけで、とりわけ接種が本格敵に始まった4月以降の増加が著明であるのも事実です。
本文中にコロナ対策によって老衰が進んだ為となってますが、慢性期や療養を担当する臨床からすれば何を言っているのかと首をかしげる論法です。日本において自宅で亡くなる方はたった13%前後で8割近くが病院で亡くなります。当たり前ですが高齢になるほどその割合は高くなります。

療養においての老衰とは様々な原因が複合的に重なっており寿命として問題ないと思われる時に多様するものです。

そもそも高齢者の終末期においてはその大半が療養病床群にいるのにコロナ対策によって老衰が進んだなんて変です。
高齢入院患者の接種率は100%近くになります。ここまでの接種率となってしまうとワクチンが原因かどうかは分かりませんが、接種が始まった年に老衰、つまりどれが主となる原因かは断定しきれない死者が増えたと言う事は事実です。

現場の感覚からすれば、近々亡くなる運命であった方ではあるでしょうが、多少死期hはやめたような感覚はあります。

高齢化社会において前年より死者数が増えるのは当たり前ですが、あきらかにその時期がおかしいですよね。