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「一度でいいから、大きな舞台で演じてみたかった」
ちょうど一年前に思ったこと。
誰にも言わなかったけど
凄く千葉の教育会館で演技がしたかった。
熱くなってたのも、キャパを越えても雑務を引き受けてたのも
多分そのためだと思う。
だけどダメだった。
先輩たちも、後輩たちも演じることができてるのに、
俺たちだけできなかった。
やり場のない憤怒と寂寥、羨望とやるせなさ。
自分の中で演劇をやる意味が解らなくなった。
要は、先輩たちには追い付けず、後輩たちには抜かされた。
果たして二年間の意味は?
そう思うと今の台本すら気持ち悪く感じる。
もう、演劇は厭。