Tell me why ⑥ | 01-maiのニノ & 3児の母ちゃん blog

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嵐・二宮和也❤︎に関するつぶやき〜

夢で会えたお話。
妄想のお話。

次の日の朝、浩二さんからの【おはよう。起きてる?そろそろ行ってきます。終わったら連絡しまーす。】というメールで私は目覚めた。
昨日の出来事は夢ではないらしい。


のそのそとベッドから這い出てカーテンを開けると、外はとても良いお天気だった。

よし。今日は寝具一式お洗濯しよう!
シーツ類剥がせるものを全部剥がして洗濯へ。枕も外へ干した。

朝ごはんを食べて後片付けして洗濯物を干した。

うん。この分ならすぐ乾きそう♫やった!

私は外に干した後の太陽のにおいが好き。なので、乾いたらそのまままた同じ寝具をベッドにセットする。そうすると寝る時に太陽のにおいに包まれて寝られるから。それが楽しみ。


音楽を聴いたり、本を読んだり、パソコンしたり、ピアノ弾いたり。あっという間にもうすぐ夕方…。

「浩二さん…、お仕事いつ終わるのかな。」
そろそろご飯の準備しなくちゃ。

って、なんだか新婚さん夫婦みたいじゃない?なんて、勝手に思って勝手に赤面。バカみたい(笑)



夕食の準備も中盤に差し掛かかった頃、ケータイが鳴った。

「はいはいはーい。ちょっと待ってね~」
着信主を確認すると…浩二さん。

電話だなんて、何かあったのかな。どうしたんだろ…


「もしもし。」


『あ、アコ?わるい。連絡するの忘れちゃって。もうすぐ着いちゃう、家。』


「そうなんですか。大丈夫ですよ。今作ってるところですけど。」



『そ?じゃ、またあとで。』



「お待ちしてまーす。」


電話を切るとすぐに
♫ピンポーーーン♫



え⁉︎


♫ピンポーーーン♫



「はーい。」



『どーもー。』



下を向いている浩二さんがドアスコープから見えた。



「早くないです?」
鍵を開けながら言うと、



『ちゃんと、着いちゃうって言ったじゃない。』
とイタズラっ子な顔。


「言いましたけど…。まさかウチにとは。」



『やや、ダメなら出直しますけど。』



「大丈夫です。まだ時間かかりますけど。どーぞ。」



『うん。じゃ。』

そういうと浩二さんは
『ただいまーーー。』と言って中へ入った。




ソファへ行ってゲームをするかと思いきや…

『アコちゃん…ちょ、来て。』
ゲームをテーブルに置いて、顔だけをコッチに向けソファから私を呼んだ。


「“ちゃん”って…。なんですか?何か企んでます?」



『いやいや。いーから。来なさいって。』


浩二さんの前に立ち、また聞いた。
「なんですか??」


『ここ、座って。』
浩二さんは自分の隣を左手でポンポンとしながら言った。


なんで…と言いかけ、私は浩二さんの真剣な眼差しに負け素直に従うことにした。

10cm程開けて座る。


『もっとこっち。』
そう言って左手で腰を持たれ、グッと引き寄せられた。心臓がバクバクする。

その手が肩まで上がってきた。そのまま浩二さんは右側へ倒れ、私は浩二さんにもたれかかるように右側へ傾いた。


「あの…」
『シーーッ』
浩二さんは右手の人差し指を唇の前で立てた。


『この指、よーーく見て。ずっと。』


その指が唇の前から前の方へと伸ばされる。
私はその指を目で追う。



『ねぇ、アコ…。』



「はい…。」



『あの…さ。中入れないの?あの洗濯物。』
浩二さんは笑いを堪えていた。



浩二さんの指差す先には…

寝具一式!!




「あーー!忘れてたぁ!!」



『ふあっはっはー!どじ。』
そう言って笑うと、浩二さんはまたゲームを始めた。