キムギドク監督の最新作を拝見



浮気をしている父親のせいで
夫婦仲は最悪


精神的に限界がきていた母親が
ついに行動にでる

よなよな父親のアソコをきろうとするが失敗に終わり、なぜか怒りの矛先は息子に向き、息子のアソコをちょんぎってしまう!


冒頭10分くらいでなんて展開だ!



そして三大欲求の1つである快楽をたたれた息子とその原因を作ってしまった父親はどう暮らして行くのか、母親は……?というのがざっくりとしたストーリーです




そしてこの映画のウリのひとつなのですが



セリフがない!



生活音や息づかいなどはあるのでサイレントまでいかないが



ひとつもないのだ!




そのために役者さんの目の動きや表情など
繊細な演技が際立って見えるように思う



しかも映画の内容が内容ですから
セリフや音楽があると
エロスやグロさが強くなりすぎる気がするので


セリフなしで作ったキムギドクの感性はさすがだなと感じました




人間は性的な快楽を味わえる
一旦めざめてしまうと欲求はとまらない



その欲求を満たすための犯罪は後をたたないし、
その欲求のために愛情が憎しみに変わる場合もある




人間がもし卵で子供を生む生物だったら、
そーいった犯罪は減るし、少子化も解決しそうだけど



そーなったら別の犯罪がとって変わるだけかしらね
しかも、文明すら生まれないか




セリフがなくても最後までくぎづけにさせるのは
さすがキムギドクですね


万人受けを狙わない
過激派キムギドク


面白かった











韓国じじい俳優のカリスマ
イスンジェ主演の映画



イスンジェといえば、イ・サンのおじいちゃん王で有名ですね



この映画はラブストーリーですが
なんと!
ごご老人たちのラブストーリーなのです!



老人のラブストーリーもストーリーが秀逸ならば
こんなに面白く、感動的に見れるものなのね




この歳で大切な人に出会えることは素敵だけど、


幸せを噛み締める一方で

自分に残された時間や
どちらかが逝ってしまったあと残された相手や自分のことを常に考えてしまうんだろうな



自分のなかで去年のベスト1位は
「殺人の告白」なんです



今日見たこの「拝啓、愛しています」は
いまんとこ、
今年の1位にぶっちぎりで躍り出ましたね!



そして今年で一番泣いた映画でもあります




幸せな気分になれるし
笑えるし
号泣もできます




素晴らしい映画に出会えました


お勧めです








米ソ冷戦時代

アメリカ戦略空軍指令室から
ソ連に核兵器を落とせよと、
戦闘機に突然指令がでる


実は空軍の将軍がプッツンしてしまい
勝手に指令を出してしまったのだ


(現実はどーかわからないが、アメリカ中央が攻撃され連絡が全くとれない場合は敵に占領されないために将軍が核兵器のボタンを押すことができる)



将軍は用意周到だ
敵からの暗号で惑わされてはいけないと言って空軍たちのラジオを没収し
外からの情報を一切遮断しあたかもアメリカ中央が攻撃されたかのようによそおい、戦闘機を出撃させる



しかも戦闘機が引き返すには
将軍が知ってる暗号がないと指令がだせないときてる



さらにソ連は自国の中央が核兵器で破壊されると
自動的に世界に核兵器をとばすという、
皆殺し作戦というものがある
(これは現実で本当にあるらしい、恐ろしい国だ)






ここまで話すとゴリゴリのアクションやサスペンスのようだが


これは


プッツン将軍を止めようとする副官や
大統領率いるアメリカ中央本部がてんやわんやするブラックユーモアたっぷりのコメディなのだ



扱ってる内容が重いのにユーモアをはさむので笑えるような笑えないような
余計に恐ろしくなってくる



やはりスタンリーキューブリックは頭がおかしい天才だ!