鬼灯は灯籠の代わりに道標に
しているんだよ。

たぶん
ばーさんから聞いた話だと
思うんだけど

なんか
この話がすごく好きで
お盆が来るたびに思い出しています。





だからといって
ばーさん(父方の祖母のことね)と
仲良しだったかというと
まぁそういうわけでもなく

どんなんだったかってことは
晴れ子さんのnoteリンク
貼っておきますね^ ^





こんな
ばーさんと孫だったんだけどね

ばーさん
晴れ子さんの入社式の日に亡くなる
という奇跡を起こしましてね。

当時
名古屋住みの入社式東京
東京での入社式終了後
埼玉の山奥の研修施設に10日
新人研修というスケジュールに
なっていましてね

行ったら戻れない。
戻ったら行けない。






という・・・

今、
1番やらなければいけないことを
やりなさい!

という母の一言によって

行って戻らない。ってことを
したんだけどね






お葬式の夜
ばーさんが夢枕にたちまして

いつも
畑仕事してたから
ヨレっとしたブラウスに
履き慣れたモンペ履いて
麦わら帽かぶって
手拭いを首に巻いていた
ばーさんが

綺麗に髪の毛セットしていてね
あずき色のワンピースだか
ツーピースだかを着て笑って
右手だったか左手だったか
手を振って
光に包まれて上に上がっていった。

あぁばーさんは
いい所にいったんだなぁ〜

って思いながら
ちょっとだけ涙が出て寝た。






次の日から
行動するための五ヶ条とか
暗記させられるなんて
思いもしなかった。

30年以上前のことだけど

第一条
行動五分前には所定の場所で
心と体の準備をして待機せよ!

第一条だけ覚えてる
(ニ〜四はどんなだったのか
さっぱり、覚えていない。。。)


母方のお墓参り(お盆に限って)は
なぜか、夜
しかも、真っ暗になってから
おじさん、おばさん、
従兄弟従姉妹でゾロゾロと
山の中の、墓場に向かった。






すれ違う人の懐中電灯に
キャーキャーいったり
お墓に供えられた提灯が
燃え盛っていたり
山の茂みの中に
狸かタヌキかたぬきの目が光って
見えてヒィーってなったり

それはそれは
肝試しどころではない
恐ろしさが満載であった。

すれ違っていた人が
この世のモノだったかどうかは






お盆ですからね^ ^