新規開拓

 

読み方:しんきかいたく
企業において新規顧客獲得すること。

 

国語辞典より

 


言葉の通り

新規顧客を開拓するために

営業するのですが

 


古典的ともいえますが

一件一件

 


ピンポーン

ご近所でお世話になっておりますっ

○○の原田でーーーーす

 


○○って名乗っただけで

扉閉められたり

顔色が変わったり

 


そんなにも嫌われるものなのか~

と、悲しくなったり

苦しく感じたりしたものでした。

 







留守宅も多かったので

新規開拓に行ってるはずが

留守留守留守留守留守…

留守の嵐の中在宅宅に出くわすと

 


ピンポーン

 


あわあわあわ~

こんにちは~あああ

 


あわあわあわあわ~

 


出くわすといいかたは、

よろしくないですが

それほど

留守宅が多かったので



本気でびっくりする事も

度々でした。

 


会えない

会えても断られる

こっぴどく断られる

会えない

会えない

やんわり断られる

 


これで

天気の悪い日だったり

寒い日だったりすると

 


完全に心折れる

 






三年目くらいまでは

そうだったかもしれないけれどもも

 


いつのころからか

 


気が付けば

天気の悪い日

寒い日、暑い日を選んで

 


新規開拓

に向かうようになるのだった。

 


格段に

在宅率があがるのと

 


雨に中、わざわざ~

 


人情に打ったえかける

という

あざとい作戦を

仕掛けるようになった。

 


そのころのは

断られっても

 


会社や商品が

断られているだけで

 


わたしが

断られてるわけじゃないし

 


次々次々~

打たれ強くなっていった