プリンセスの皆さんこんにちはyukaです
この愛らしい女性はネルグウィン
イギリスの貧民街の出身で実家は酒場兼売春宿を経営しており
教育を受けていなかったため読み書きもできませんでした。
けれど時の王の愛妾となり民衆からも唯一愛されたネル。
今も国民から愛され、彼女から今も続くセントオールバンズ公家が始まっています。
先日こちらの記事でキングアンドクイーン展に行ったと書いたのですが、
その中で上の肖像画を見て
「あ!この人・・・!」
と懐かしい気持ちなった女性です。
というのも、私は10代後半頃から歴史上の女性に興味を持ち
あらゆる女性の生き方に惹かれていたんですよね
多分私の周りにいる人はご存知だと思うのですが、私は過去のプリンセスや愛妾にめっちゃ詳しいんです。笑
ネルグウィンを10代後半の頃に初めて知った時に学びになったことを
シェアしたいと思います。
ネルグウィンは1650年にイギリスの貧民街に生まれました。
家族は、下級層出身でアルコール中毒の母エレノア、姉のローズ、父は早くに獄中死したため3人暮らしでした。
実家は酒場兼売春宿を経営しており、ネルは11歳になると姉ローズと一緒に劇場などでオレンジを売るオレンジガールとなります。
当時のオレンジガールは、少女からオレンジを購入するため価格は高め。
つまり高くオレンジを売るため少女達は必死に営業し、少女達を管理する者がいたため
その実態は娼婦スレスレだったといいます。
(現代の日本も普通にお酒を買うのと、夜のお姉さんを通してお酒を買うのとでは金額は全然違いますよね)
ネルはその後12歳でダンカン大尉の愛人となり、女優を志すようになります。
生まれや今の現実がどんな状況であっても、夢を描くことはできる
ネルは朗らかで堂々とした振る舞いをする女性であり、その魅力を見込まれて、かの有名なシェイクスピアの甥の息子チャールズハート(当時人気の俳優)の愛人となりダンスと女優の訓練を受けました。
今の状況を楽しみながら、チャンスがきたら精一杯努力する
そして15歳でジョンドライデン(当時大人気の劇作家)の劇『インドの皇帝』で舞台デビュー。
この舞台は大成功を収め、ネルは劇団に入り、愛らしくユーモアのあるネルはたちまち人気女優となります。
ネルは教育を受けていなかったため読み書きができませんでしたが、記憶力や思考力、人間力が高かったのです。
今できる範囲で精一杯学び行動すること(ネルが教育を受けていたらポンパドール夫人レベルになれていたかも?)
17歳の時にチャールズハートと金銭的な事情で別れ、チャールズザックウィルの愛人となりますがすぐに終わりを迎えました。
18歳の時に『できるなら彼女はそうしただろう』という舞台を観劇していた時に、
同じく舞台を観劇していた国王チャールズ2世に見初められます。
チャールズ2世はハンサムで長身であり女遊びが好きで「陽気な王」と呼ばれた王様
ちなみに、チャールズ2世の妻キャサリンがイギリスで紅茶を飲む習慣を作りました。
彼女のおかげで今やイギリスといえば紅茶の国に
キャサリンオブブラカンザ
ネルは王の愛妾となり、王はネルを独占しようとネルが女優をやめるよう懇願しました。
しかしネルは舞台に立つことをやめませんでした。
女優業が好きだったことと、
当時人気絶頂女優の自分だからこそ
自分には価値があり王から興味を持たれて愛されていることを知っていたからだと言われています。
人気女優となり、王の愛妾となっても客観的に自分や周りを認識できる賢さが素晴らしい
ネルは王様チャールズ2世をニックネームで「チャールズ3世」と呼んだそうです。
それは、過去の愛人達のチャールズハート、チャールズザックウィルに続いて3人目のチャールズだから。
外見が美しい上に、ユーモアもある。人気が出て王様も惹かれるのは当然
長くなったので続きはまた今度
書きながら色んな本を読んでいた10年前を思い出しました。
サロンの会員様が増えたりスタッフが増えたりで
実働が忙しすぎて最近はあまりブログ更新できていませんが
今月中にはネルの話書き終えたいな〜
自分がどんな生まれでも
今の現実がどんな状況であっても
夢を見ることを忘れず
楽しむ努力をして目の前のことを頑張り
チャンスがきたら勇気を出して掴み
成功しても天狗にならず冷静に状況を見ること
最後までお読みくださりありがとうございました♡ではまた
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