よく抗がん剤をやらないって言ってる人がいる。


確かに、抗がん剤は癌細胞だけでなく、正常な細胞も破壊してしまうから副作用もででくる。
口内炎、下痢、頭痛、嘔吐、貧血、脱毛
中には肝機能障害、腎機能障害をもたらす。
さらに、合併症になることがある。

捉え方は人それぞれだろうが、私は副作用や合併症があるから何?って思ってしまう。

『抗がん剤とはそういう物』と捉えているからだ。

ちなみに、最近の抗がん剤は正常な細胞を壊さず、癌細胞だけを倒すようなものが多くなってきている。
このように年々医療は進歩している。
(白血病の話だけど)

話は戻るが、憶測や偏見で抗がん剤は良くないらしいよ?治らないらしいよ?
とやってもいないのに決め付ける人がいる。
そして中には抗がん剤をやらないと言う人もいる。

正直そのようなものを見たり、聞いたりすると腹が立つ。馬鹿らしくなる。
抗がん剤を使っている自分をも馬鹿にさているようだ。

先日癌になり、手術をして抗がん剤をやることになった人がいる。

抗がん剤をやるんだけどどう思う?
と聞いてきた。

私はそんなこと知らないよ、だから何よ。
そう答えた。

明らかに皮肉が入っていた。
そのようなつもりではなくても、そう聞こえる。

さらに処方されるのにもかかわらず、抗がん剤をやらないと言ってきた。

どっちでもいいんじゃない?好きにすればいいじゃん
真顔で言った。

それをわざわざ俺に言う意味がわからない。
病気と向き合ってるレベルが違う。


それはただ私が強いからって思う人もいるだろう。
しかし、ネガティブなこと言ってたって治らないんだから黙って治療した方がいい。
ビビる気持ちもわからなくはないが、治療法がある限り、やっておいて損はない。

それに医療の素人の自分より専門知識がある医者や薬剤師、看護師のプロの方が正しい。
過去に私も言われたことがある。

本当にその通りだ。




これは私が抗がん剤を使っているのにもかかわらず
それを否定する人に不満を感じただけです。