還暦を迎えると、若ぶっていても、流行にあるファッションはやはり似合わない。
キャンパー故、アメカジ好きだが、やはりトラディッショナルなものでないと、どこか浮いてしまう。
と、言うことでやっぱりフィルソン❗️
自身のフィルソンギアを解説してみる第一弾❗️
フィルソン製品は20数点所有している。35年ほど前に購入したダブルマッキーノクルーザーから始まり、ほとんどが今だに現役だ。質実剛健と言う言葉が、これほど似合うブランドを自分は知らない。
さて、フィルソンはゴールドラッシュに挑む男達のウェア作りから始まった。特にアウター(パンツを含む)は、ブッシュや岩場、水場など過酷な自然条件で働くことを想定して作られている。故に、生地は丈夫で固く重く、体型に馴染み着こなすまでには時間がかかる。
ショップで新品を試着しようものなら、鏡に写った姿は誰もが間違いなく似合っていない(笑)
だからこそ、ウェアにせよバックにせよ馴染んだ時には、その人の歴史を刻み自分の身体の一部のように、個人の個性として輝きを放つ。(と、自分的には思っている)🤣
ウェアというよりは、ギアと呼ぶにふさわしいアイテムたち。全てお気に入りだが、いくつかのギアを解説してみる😝
●ダブルマッキーノクルーザー
購入したのは23歳。当時の自分は結構マッチョで、身長は168センチにもかかわらず、胸囲は100センチほどあった。
サラリーマンとしてスーツの上に着るコートとして選んだのでサイズは42。大きめの Lサイズに相当する。
未脱脂のバージンウールで編まれたダブルマッキーノは、雨風にも強く、本当に暖かい。
時が経ち、サラリーマンを辞めスーツを着る事も少なくなると同時に、高性能の下着やフリースの進化もあって、冬でも以前ほど厚着をしなくなったこと。何より加齢とともに筋肉が落ちたこともあって、42サイズは明らかにオーバーサイズとなり、着る機会も少なくなっていく。
そこで思い立ったのが洗濯。タグに記されているドライクリーニングではなく、アクロンを使っての家での水洗い。30年以上洗っていなかったのでカミさんが閉口するほど汚れていたが、ちょうどいい具合に縮んでくれた。ワンサイズダウンで40サイズくらいか!
これを機に、またダブルマッキーノの出番が増えることになる。
●オイルドのハンティングコート(ビンテージ)
ロングは珍しい。
フリマサイトでも見た記憶がないので、アメリカ買付けのビンテージ品と思われる。おそらくティンクロスのオイルドで今やオイルもほとんど抜けているが、袖口も目立った傷みもなく状態は良い。ただ、本来ならジップで装着できるインナーとボタン式のフードは購入時からなかった。(あっても使わないけど🤣)
アウターは、こんな感じ。
次回は、フィルソンの魅力たっぷりのバッグについて、語ってみたいと思う。


