素敵な出会いはハワイのピルボックスでした。



私はツアー中で、ツアーガイドは下の車で私の下山を待っていました。
やっとのことで登り終え息を荒げながらセルフィーをしていると、他の登山者が息を切らしながら現れました。 
私は落ち着いた空間で癒されていたので嫌だなぁと思いながらセルフィーを続けていました。

しかしこの絶景で全身が写る写真を残したい!という思いが芽生え思い切って息を切らしていた登山者に声をかけました。cloud you take a picture??彼は登り終えたばかりで疲れた表情を浮かべながらも優しく応答してくれました。そして、ピンクピルボックスを背景に何枚か写真を撮ってもらいました。彼からの提案で登ったところをここから撮ってあげるよ、と言われたみたいなのでお言葉に甘えて撮ってもらうことにしました。登るには後ろから登らないといけないみたいで、後ろに周りこりゃ登れるのか??と疑問に思うくらいの段差に直面していたその時、彼も撮影場所から離れて私が登るのを手伝ってくれました。その時私は、そんな小さな優しさに喜びを感じました。そして撮影タイムが終わると2人でピンクピルボックスの上に座り私の酷い英語で彼とたわいもない会話を始めていました。この人と初めて会ったの?と思うくらい自然な2人でした。なぜ初めて会うのに緊張もしない空間にいられるのかがとても不思議な感覚でした。とても心地の良い時間を過ごしていたら、下でツアーガイドが待っていることを思い出しました。私の英語の聞き取りが悪くよくわからないまま彼も一緒に下山することに。私はこの時エアーマックスの歩きやすいサンダルで登山しており整備されていない下山に少し不安を抱えていました。案の定、砂利のある段差のところで右足を挫いてしまいました。それから彼が危ないところは手を差し伸べてくれ、とんでもない速さで下山することが出来ました。下山中は足を挫いたことなんかより、彼との会話に夢中でした。彼はお酒が好きだけどお酒に弱いらしいです。ふふふ。そして、ツアーガイドが下で心配そうにしており、私が彼と下に戻ってきたことに嫉妬の表情を浮かべていたことはとても言葉にならない感情が湧いてきました。そして彼はツアーガイドと私に別れを告げ、少し寂しく自分の車に戻って行くのでした。


この出会いで、今後自分をどんな気持ちにさせるかこの時は知ることもありませんでした。