歴史作家井沢元彦氏の著作です。
『武田信玄500年真実』は信玄の政治、家臣団について書かれています。
川中島の戦いで上杉謙信との一騎打ちについては実際にあったのでは❔と提唱されています。
根拠は味方の本陣に迫られ、一時は信玄の守りも手薄になるなど、危機的状況にあったにも関わらず、謙信の武勇を褒め称えているからです。
甲陽軍鑑は武田四天王で、滅亡まで心を配っていた高坂弾正昌信の手に寄ります。
山本勘助は実在の人物とされていますが、実力主義ではなく、足軽大将でとまり、武田家が成果主義ではないことを書かれています。
天下統一を見据えて楽市楽座を実施し、京都までの道程を確保した織田信長に比較し、信玄の舞台は部隊は半農半士めあり、信長を撃破し、京都を占領しても農閑期には帰郷せねばならず、長期政権にはならなかったと書かれています。

