平仮名が生み出された平安時代は大陸から、伝来した文化が、姿を変え、日本的な情緒の表現や美意識が洗練された。
茶の湯とともに、古筆は鑑賞の対象となります。
ひぐらし帷という名筆は、31という和歌の五七五七七にちなんでいます。
技巧が極められた料紙に注目。石山切伊勢集では、色合いの異なる紙が不定期に継がれ、岩や雲のようにも見え、植物や島の模様ともあいまっています。
王朝文化へのあこがれは室町時代の檜扇にも継承されています。また、江戸時代の尾形乾扇の作品や源氏物語の世界を描いた屏風などの展示にも影響を与えています。
紙として、参照される、雅な美があります。