初めて身体のことで悩んだのは新体操時代。
164cmの私の体重は42キロ。
デブデブ言われました。
みんなは30キロ代でしたからね。
身長はみんなより10cm高くても体重はみんなと同じじゃないとダメ。
体重測定の直前は水を抜いてふらふらになりながら走りまくって30キロ代を目指しました。

次に泣いたのは高校生。
この時新体操はやめていて体重はちょっと増えて45キロ。
千葉そごうの若い子向けのビル。
セシルマクビー全盛期。
セシルは特に細身だったのですがお姉さんみたいなワンピースが着たくて更衣室で試着しました。
私は肩がイカリ型。
肩が広くてタイトなラインの背中のチャックは上がりませんでした。
悲しくて更衣室で泣きました。

なので高校生の私はファッションが大好きなのに楽しめないからTシャツにパンツ。
入らなかったショックから肩がゆるいのしか着ていませんでした。

その次はグラビア時代。
52キロくらいかな。
背が小さくて、胸はなく、ロリ系が正義。
みんなどこかの星からやってきたみたいなのばかりでした。
私もとりあえず千葉なので落花星といってました。
身長が高く流行りのハーフ顔でもない私は古いと言われました。

そしてプロレスラーになりデビュー前58キロ。
後ろ受け身をしたら肩甲骨が痛くて痛くて。
病院にいったら骨が歪んできてると言われました。
デビューまでにがんばってプロテインをとったり肉を食べまくって62キロまで増やしました。

そして今に繋がります。
デブ
腹が出てる
足が太い
お尻がでかい
デブ 豚 ババア
たくさん今でも言われます。

現在75キロ。
つい最近まで
歳を重ねたこと、太っていること、可愛らしくないことに悩んでいました。本当に自分がダメだとおもったし、他のみんなと比べて悲しくなってよく泣いてました。

紆余曲折ありまして最近やっと

みんなと違くてもいいじゃん。
歳を重ねたからこそできることもある。
大きいってダイナミックだしかっこいいじゃん。
と思えるようになってこれました。

でも新体操を始めた5歳から32歳になるまでずっと身体のことを言われ続けたのでやっぱり心無い言葉をみると「自分なんて…」という気持ちに引っ張られてしまいます。

けどそれでもやっと
気にしなくていい!これでもいいんだ!
と強く思えるようになりました。

でもここからは
これでもいい!から
私はここが好き!と胸を張って言えるように自分のチャームポイントを探して愛していけたらなぁと思います。

ちなみに今日はフィッティングでふくらはぎが入りませんでした。
私は
「新体操の時から爪先立ちをしてトレーニングしてたから得意な部位なんです!ふくらはぎしっかりしててかっこいいでしょ??」
って言いました。

デザイナーさんと作ってくれた人はどうやったらかっこよくできるか考えようねって笑ってくれました。

170cm 75kg 32歳
自分の追い求めるかっこいい私になる為に前を向いて歩み続けるよ。