初めて、指揮者チョン・ミュンフンさんとご一緒させて頂きましたが、その隅から隅まで音楽的で熱のある卓越した指揮と、それでいて決して誰も振り落とさずに全てを受け入れてくださるような人間の素晴らしさにあふれる音楽はとても心に残りました。東フィルさんを心から信頼して振ってらっしゃることと、オケが指揮者を心から尊敬していることもひしひしと分かりました。
難しく、シビアな場面も多い大変な曲で大きな緊張もありましたが、痺れる感動や喜びはまた新たな自分の心を知ったような体験でもあり、大切な公演に参加させて頂き貴重な経験でした。
東京でも、PACから巣立った仲間がいることや、兵庫にゲストで来て下さっている方々がおられることがとても心強く感じました。
ヴァイオリンをしてきてよかったと、感じられる公演でした。
この最後の公演の次の日からは、兵庫に帰りオペラ、ボエームのリハーサルに入り、美しいプッチーニを弾きながら2月を終えました。
2度と巡りこない一回ずつの本番。また他の室内楽公演などの思い出も記録していきたいと思います♪
花咲く季節ですね。