昔、このような真っ黒なレンズの写真を見て、変わったレンズだな、外国のレンズかな?と。

その頃は「NDフィルター」の存在も知りませんでした。

絞りを調整すれば困ることがなかったからです。

 

しかし、ミラーレスの時代になりオールドレンズで遊ぶようになりました。
オールドレンズは「開放」がそのレンズの収差(収差は画質の低下という悪影響をもたらします。具体的には、色のにじみ、像の流れ、歪み等)が最も出やすい。

僕などは収差こそレンズの個性と思うし、今の高性能レンズにはない収差を魅力的に感じます。

だから、オールドレンズはほぼ「開放」です。

50mm f1.4の開放などを使うと春先からシャッター速度が間に合いません。

減光できる「NDフィルター」を使うと光が強い春でも夏でも「開放」を使うことができます。

さらに、「可変NDフィルター」は減光量を調整できます。

 

 

【可変NDフィルター】kenkoより

従来、NDフィルターは撮影シーンに応じてND2、ND4、ND8などを使い分ける必要がありました。
しかし可変NDフィルターはフィルターの前枠を回転させるだけで、自在に減光量を調整することができる画期的な撮影アイテムです。

 

 

フィルター枠を回して減光量を調整します

 

 

可変CPLも便利がいいです。

夏場背景を黒くしたいときなど重宝します。

僕が使っているのは、K&Fのもので5000円以上のものもあるが2000円強の評判も高いもの。これで十分です。下矢印

 

 

 

【CPLフィルター】kenkoより

PLフィルターは不要な反射光を取り除くことで、被写体の色彩を鮮やかに写し出します。青空を濃くし、清流や海をクリアに、新緑や紅葉の鮮やかな色彩をそのまま再現します。春夏秋冬、風景写真に欠かせないフィルターです。

回転式のフィルター枠に入っており、前側の枠を少しずつ回転させることで、反射の取れ具合をコントロールできます