昨日と今日で、地獄と天国を味わいました。
昨日は、待ちに待った大学病院初受診の日。
娘の時に6W2Dで心拍確認されたので、今回は、もしかしたら心拍も確認できたりして・・!なんて思いながら待っていました。
呼ばれるまで結構落ち着いて仕事なんかしたりしていたのですが、いざ診察室に入ると緊張・・。
先生が、「じゃぁ、とりあえず、慎重に見ていきましょうか」と言われ、これまでの名古屋での検査結果等の報告を一通りした後に超音波検診へ・・。
クラミジア・子宮癌の検査を先にし、いよいよ超音波・・・。
お願いお願いお願いお願いお願い!!!!
両手を合わせて祈る。
「あ!元気ですねー。心拍確認できますよー。」
そんな言葉を期待して待っていた。でも、待てど暮らせど沈黙が続く。
この沈黙が何を意味するのか、これだけ流産を繰り返していれば察しがつく。
カーテンが開かれ、超音波画像が見せられ「一応、卵黄嚢と胎嚢は確認できますね。」これだけだった。
「先生、大きさは?」
答えにくそうに「ちょっと小さいかな。1.1センチで4,5週相当だけど、まぁこの時期はまだ分からないから。」
おきまりの言葉が返ってきた。
まただめだ・・・・・・。どうしてなんだ・・・・。絶望感でいっぱいだった。
診察室に戻り先生と話す。
「まぁ、僕があれこれ言うよりも、もう○○さんの方が分かっていると思うから・・。次は2週間後でもいいと思うけど、どうする?」
どうしても心配なのでとお願いして来週の23日に診てもらうこととなった。
前回の流産の時は5W5Dで15ミリしかなく、やはり小さく、その後も成長は26ミリまでしかしないまま流産となった。
前回よりも小さいなんて、予想だにしていなかった。
診察後、ほぼ放心状態で会計すら忘れそうになりながらどうにか旦那と母に連絡。
「また今回もまず無理だわ。胎嚢が小さすぎる。」
2人とも違う電話の先で同じようにがっかりしていた。
精神的に疲れたのか、帰宅途中の車の中で猛烈な眠気に襲われて車を止め少し休んだつもりが40分も寝てしまっていた。
慌てて保育園へ娘を迎えに行き、帰宅。
藁をもすがる思いで青木先生へメールを書いた。今日は青木産婦人科クリニックはお休みだったのだ。
何か、何か今できることはないか。必死だった。
昨晩はあれこれ考えるのも無理なくらい疲れ果て、娘を寝かしつけると共に就寝。
今朝になっても返事が来ていなかったので、9時半の電話受付を待って電話することにした。
一晩経つと悲しみが半端なく湧き上がってきて仕事どころの気分ではなかった。保育園に娘を送り、これから会社に向かう旨の電話を母にしたら話している途中から涙が止まらなくなった。
すぐに実家に来るように言われ実家で暫く母と話す。
色々な方法で私を元気づけようとしてくれる母だが、もうどんな慰めも正論も通じない程に追いつめられていた。
自分より苦しい状況の人だってたくさんいる。
娘を1人授かれただけでも幸せ。
運を天に任せてゆったりする。
まだ挑戦する時間はある。
全てその通り。でも、頭で分かっていても心が受け付けなかった。
とにかく、青木産婦人科クリニックへ連絡をしなくては。
検査結果に異常がなかった以上、考えられる原因は2つ。
一つは運命的なもので胎児の染色体異常。
そしてもう一つは、胎児を異物と見なしてしまうNK値の上昇。
娘を妊娠した時にも高めだったこの数値。今回もこれが高くなり、胎嚢が育っていない可能性がある。だとしたら、これに対処する方法をとるしか今の私にできることはない。
そう確信した上で9時半過ぎに青木先生の病院へ電話。
慌てすぎていて電話にでた人にいきなりまとまりのない説明をし始めた。
だが、途中で電話の相手が前回お話ししてくれた看護士さんだとわかり、落ち着いて話すことができた。そして、先生に聞いてみるので暫くしてまた電話をかけるように言われた。
実家で再び時間が来るのを待った。おそらく、もう6週まで来ていたら何もしようがないから後は東京の病院で経過を診てもらいなさい。そういう返事が来るのではないかと思っていた。
が!!何と、今日の午後に来て良いと言われたのだ!NK値に対する注射をしてくれると!
一気に霧が晴れたような気持ちになり急いで準備をしてたちまち出発。
病院へは2時半過ぎに着き、午後の診察のために入り口が開くのを外で待っていた。
そしていよいよ診察室へ。
相変わらず優しい物腰の先生。前回来た時より優しく感じた。
私の話を一通り聞き終え、超音波写真も診た後、実際に見てみようということで超音波検診へ。
この病院はカーテンのこちら側に既にモニターが用意されているので器具が入った瞬間から中の様子を見ることができる。
「おや~。あるね~。あれ~。良い感じじゃない~。卵黄嚢もあるし、形もきれいだし、う~ん。じゃぁ、大きさを見てみようかぁ。」
無言で見ることは決してしない。沈黙がどれだけ患者にとって不安かをこの先生は分かってくれている。
肯定的な言葉を多く使いながら拡大してゆっくり、慎重に見てくれた。
そして大きさを測ると・・・・・・・
「あれあれ。なぁ~んだ。20,1ミリもあるよ~。これなら5W5D相当で今が6W1Dだからほぼ順調だよ~。一日でこんなに違うわけないから、昨日はどうしたんだろうねぇ。心配しちゃうじゃないね~。あはははは~。」
この言葉を聞いて診察台で股を広げながらうれし涙が溢れました。
よかったぁ!よかったぁ!地獄から天国へワープしたようだった。
診察室に戻り、特に問題はなさそうだけどNK値が高めなのは確かだから注射を念のためにしましょうということでピシバニール注射を打った。
そして、万一流産してしまった時のことも考えNK値の測定検査もした。
さらに、26日にも2回目のピシバニール注射を打つことで予約してきた。
後は、下腹部痛があった時の張り止めダクチルを処方され終了。
まさかこんな形で病院を後にするとは夢にも思わなかったので、ふわふわしながら帰ってきた。
病院を出ると同時に主人の携帯へ留守電を入れ、母にも電話。
「問題ない大きさだったよー!」そう伝えると電話の先の母は号泣していた。
心配かけて申し訳ない限りだ。
注射を打った腕は噂通りかなり痛いがそんなのは一つも苦じゃない。
とにかく、とにかく赤ちゃんが無事に育ってくれればどんなことでもするつもりだ。
これで23日の大学病院の受診日まで少しは心穏やかに過ごせる。
もちろん、手放しで安心できるわけではなく、今も不安は不安。
だけど、最善の努力をしているのだ。これ以上しようがない状態なんだと自分に言い聞かせて覚悟を決めよう。
青木先生が言っていたように来週の23日には心拍が確認できますように!!
頑張れ!あかちゃん!