「早くしなさい!」と怒鳴る
お母さんを見て
胸が痛んだあの日から
保育園で⾒た光景が
私の⼈⽣を変えました 。
⼦どもの迎えに⾏った保育園で
毎⽇のように聞こえる声がありました。
「早くしなさい!」
「もう、なんでできないの!」
怒鳴られて
しょんぼりとする⼦どもたち。
でも私が⼼を痛めたのは
⼦どもたちよりも
そのお⺟さんたちの⽅でした。
きっと本当は怒りたくない。
でも⼀⼈で抱え込む育児の中で
つい感情的になってしまう。
そんなお⺟さんたちの⼼の叫びが
聞こえる気がしたんです。
私自身も
ひとりで頑張ることしか
知らなかった
2 歳半で ⽗を 亡くし
⺟と ⼆⼈で 暮らしてきた 私。
「⼈に迷惑をかけてはいけない」
「⾃分のことは⾃分で」
そう思って⽣きてきました。
結婚して⼦どもができても
その考えは変わりませんでした。
夫に「飲み会に⾏きたい」と⾔うことさえ
なんだか申し訳なくて。
⾃分の本当の気持ちを押し殺して
⼀⼈で頑張ることが当たり前だと
思っていたんです。
でも
近所の親戚のおじちゃんが
⾃転⾞の練習を⾒てくれたり
お正⽉にみんなで集まったり
⼦どもの 頃の温かい記憶が
いつも⼼の奥にありました。
