忘れた頃にこんばんは。

夏の旅行の、続き。

タイトルちょっと無理やりかな。

福島で襲われた方の史跡を巡ったので、このまま北上して襲った方の史跡巡ろうかなと思って仙台に行ってみました。

便利、１８切符。

まずは、奥羽鎮撫総督府が仙台での本営として使用した養賢堂の跡。

仙台藩の藩校です。

その後も県庁として利用されましたが、第二次世界大戦で焼失しました。

なので、唯一残る遺構の泰心院山門を見に行きました。

養賢堂の正門だったそうです、通ったのかなー。

ちょっと車が残念ですがね。

ここに限らず、お盆時だからかどこも人が多かったです。

その前に、保春院の玉虫左太夫を掃苔しました。

厠の話から、この方が一番世良修蔵を嫌っていた印象があります。

蛇足ですが、この写真綺麗に撮れていると思いません？

ここ数年で一番良い写真な気がします。

成覚寺。

この山門は、仙台藩第４代藩主伊達綱村の母三沢初子の墓所の霊屋門でした。

ちょっとあたりを付けたことがあって、ここ墓地見てみたかったんですけど。

墓地すら見つからなかった。

世良修蔵縛りにしていましたが。

ここは別格、林香院。

青松寺、大樹寺、兎田等々。

最近林家関連、主要なところはほとんど周った気がするんですけど。

だからこそ、ここに来てみたかったんです。

降伏後の請西藩士謹慎場所。

綺麗な境内に、当時の面影を見出すことは難しいですが。

こちらの五葉松、樹齢が２００年ですって。

って、ことは当時の皆々様もこの松を見たんでしょうか。

…抱きつきたいっ！！！

ちなみに、関連した人片っ端から調べて。

ネットじゃ情報出なかったのが、栗村五郎七郎。

家帰ってから、殉難者名鑑読んだら林松院らしいですが。

林香院近くに、林松院ってあるね。

ここなのかしら。

今度聞いて行ってみよう。

で、榴岡天満宮。

こちらでは碑をみます。

額兵隊見國隊戦死弔魂碑に。

で、見國隊の二関源治碑と。

星恂太郎碑。

で、社殿の近くに、貯金沿革碑なる碑があったんですが。

碑文に戊辰やら奥羽列藩やら額兵隊やらの文字が。

全文わかったら面白いのかもしれない。

なんで榴岡天満宮に行ったのかというと。

目的のここが隣だったから。

慶応４年３月２６日、世良は榴岡梅林亭にて花見の際に一句詠んでいます。

「むつの国桜狩して思ふなり花ちらぬまにいくさすればや」

この丘のホテル、梅林が前身だそうです。

場所がここから変わってないかまでは書いてないですけど、まあ縮小しててもそうずれないといいなということで。

世良が傍若無人だったって脚注に、この歌が紹介されてましたけどね。

使命を帯びて来ている人だと踏まえれば、割と自然な歌だなと思うんですけど。

北山霊園で、若生文十郎。

日浄寺で、坂英力のお墓と。

碑です。

今回の仙台市内の史跡巡りはこれにてお終い。

ちょっと少ないのは、雨が心配だったのと。

第２回よなるでご子孫とばったり、が途中で開催されたからです。

吃驚、色々お話ししてくださいました。

世良と関わりが深い、三好監物、但木土佐、瀬上主膳、姉歯武之進も行きたかったんですけど。

近くはなさそうなので、また今度。

仙台は近いし美味しいし、色々あるからいいところですな。

仙台 世良修蔵史跡巡り

仙台　世良修蔵史跡巡り