離婚協議書に目を通した旦那から、速攻メールがくる。
「なんだこれ、本気で言ってるのか(怒)」
「ええ、もちろんですとも^^
まだ原案なんだけどね、いろんなところに相談してこういう風になったの。
なにかおかしな箇所あったら、教えてね。
慣れない文章でなかなか難しくてね、でもお金かけないようにしたくて頑張ってみたの」
「財産分与、預貯金全額そっちに行くってどういうこと?」
「この間、貯金全部くれるって言ってたからなんだけど…
子供達の学資保険全前納したらほとんどなくなっちゃうから、すごく助かるよ。
あ、今そっちで貯金してる分は入れなくていいからね」
「これ本気なの?」
…冗談のはずがない。
最初はふっかける。
そこからお互いに折り合いをつけて歩み寄る。
減らすことはできても増えることはない。
なら最初にこれでもかって位、ふっかけるしかないじゃないか。
とはいっても無茶な金額を出してるわけでもない。
生かさず殺さずの微妙なラインを狙っただけのこと。
心臓に悪い。
また戸締り、しっかりして枕元にバット置いて寝る。