最近は日が伸びてきて

夜だっていうのにまだ明るい日々が続きますね

 

時間の感覚が変わってきて

「もうこんな時間?」と思う事も多くなる

ちょっと損してる感じがする

 

 

生活習慣病でよく言われてるのが「糖尿病」

名前は聞いたことあるけどよくわからない

って人多いと思います

 

今回は糖尿病について解説していきましょう

 

まず、糖(ブドウ糖・グルコース)は生体に最も重要なエンルギー源であり

食事によって体内に吸収され

血液中から全身の細胞に取り込まれます

 

通常血中のブドウ糖濃度(いわゆる血糖値)は体内で調節され

糖が多い場合インスリン(血糖値を下げる唯一のホルモン)の作用で下げられ

少ない場合グルカゴンやインスリン拮抗ホルモン(インスリンを少なくする)作用によって

肝臓に蓄えられてグリコーゲンがブドウ糖に分解され

血糖値は正常範囲に保たれます

 

インスリンレンジャー

図:糖尿病情報センター 「ホルモンの病気と糖尿病」

http://dmic.ncgm.go.jp/general/about-dm/070/030/05.html

 

そして糖尿病とは

「インスリンが分泌されなくなる」

または

「インスリンは分泌されるが効かなくなる」

などの原因によって慢性の高血糖となる疾患です

 

高血糖となっても初期は無症状なことが多いが

合併症を引き起こしたり

虚血性心疾患などのリスクを高めてしまいます

 

主な糖尿病合併症は

「網膜症」⋯視力低下、放置すると失明に至ることもあり、国内の失明原因第1位

「腎症」⋯慢性腎不全に繋がるリスクがあり、腎移植や透析が必要となる

「神経障害」⋯進行すると温度や痛みを感じにくくなり、火傷・ケガなどの原因につながる

が挙げられ

どれも生活に大きな影響を与えるものになります

 

糖尿病は原因によってⅠ型とⅡ型に分けられます

Ⅰ型⋯全体の約5%の割合で罹患であり、やせ型に多い。小児時期からの発症が多く、生涯インスリンを必要とする場合多い

Ⅱ型⋯全体の約95%と比較的多く、肥満体型に多い。主に中高年に多くみられ、Ⅰ型に比べ遺伝的関与が強い

 

 

予防と対策に関しては

Ⅰ型の場合血糖コントロールが難しく

またインスリンが少ないことで症状が出現することがあります

低血糖の場合糖分を適度の補充したり

高血糖の場合定期的にインスリンを注射で打つ必要があります

 

Ⅱ型の場合生活習慣が主な原因となることが多いため

バランスの取れた食事や

インスリンが効きやすくなるよう適度な運動を行うことがよいとされています

 

無症状ながらも血糖値が高いことが多いため

両親が高血糖の人はインスリンの分泌が少なかったり感受性が悪かったすることもあるため

より注意が必要です

 

自分の生活を見直し

糖尿病になるリスクを抑えましょう

 

 

そういう私も高血糖の家系に生まれたため(肥満ではありませんが)

適度な運動・バランスのとれた食事を心がけなければいけませんね。

 

さあ、ジムにでも行ってこようかな。