ピカピカを煌くネオン。
巨大なクリスマスツリーを前に、
キスを交わす、カップル達。
通り過ぎていく人達。
誰にも見られないように、一粒
涙を零した。
安物のマフラーを首に巻き、
雪の積もった玄関前を歩く。
『はぁ』
と、手を息で何度も何度も温める。
ゆっくり目を閉じ、はぁ、とゆっくり息をはいた。
『なあ、君。
もしも、この世界がゲームの中だったら。
君と僕がプレイヤーだったら。
そして、生き残れるのは一人だけ…。
残ったのは、僕と君。
どうする?君は、僕を殺すかい?それとも、自らの命を?』
『は?』
『バン…油断大敵。
僕ハ君を殺すね』
そう言った彼は、
『いきなりごめんね』
と、手に温かいココアの缶を置き、前を歩く。
『ねえっ、どういうこと?』
と、駆け寄る。
『ん?…どうだろうね。
心理テスト…みたいなものかな。
僕は自分のコト大好きだから君なんてすぐ殺しちゃう。
たとえ、恋人でもね』
『ふ~ん。』
『ま…一人しか生き残れないってのはないだろうけど、
世界なんて、ほんとにゲームだよ。』
『そう思うんだ?』
と、ポケットに手を突っ込んだ。
『うん。だって―色んなミッションが
毎日のように降りかかってくる。
そう思わない?』
『まあ、辛いことばっかり…だよね』
『僕も。でも、僕はぜーんぶ無視して、
気楽に一人で生きてる。
あと、初めてだよ、僕の話付き合ってくれた子。』
『私、結構そんな現実にないような話好きだよ』
『へぇ』
『で、あんたも桜高?』
『うん、そうだよ。』
『見ない顔。一年生?』
『いいや、君と同じ二年生。
転校生の柏木隆太。』
『あ、川島優花』
『川島さんか…ちなみに僕
みんなと違って、結構変わってるよ?』
『知ってる。
私も、どちらかというと…ね』
『名前…何て言うの?』
そう言って、私に声をかけてくれた。
その人を忘れる筈がない。
顔も、名前も、歳もなあんにも知らない。
ただ、その温かい気持ちにさせてくれる声だけ。
『みー・なー・さー・んー!!
静かにしてください!!』
ザワザワしている家庭科室。
先生の注意も聞こえない。
先生もだいぶあせってるみたい。
私も怖い。
逃げたい。
…だって、包丁で美香が自分を刺したんだから。
『美香、美香!?
大丈夫なんですか?美香は…!!』
閉ざされてしまった救急車の扉。
遠ざかっていく、美香。
待って-
怖いよ-
美香が消えちゃうなんて…
我慢していは筈の大粒の涙が零れ落ちる。
『夏帆!おはよう♪』
『夏帆~!この問題も分かんないの!?
こーやって…こうで…』
『ちょっと、夏帆にそんなコト言わないでよ!!
何?ただ、夏帆が村橋君と仲いいからって!!
負け惜しみじゃん!!』
元気にさせてくれるコトバ
叱ってくれるけど…優しいコトバ
私を庇ってくれるコトバ
ぜんぶ、ぜんぶ、大好きだよ-
今にも消えそうな美香と
崩れ落ちた私は-
同じことを思っているのかな?
その後、美香は死んでしまった。
ねぇ、なんで?
なんで、自分で射したの…?
ピーンポーン
『すいません、雨場警察ですが…
上田夏帆さんいますか?』
『あ、私です』
『あ、坂山です。
…島田美香さんの件なんですが…
島田さんが残した遺言が…』
と、美香が使っていたケータイを差し出す。
受信ボックス…
送信メール
下書き保存…
『下書き保存のトコロ、見てみてください』
と、言われるがまま見る。
『夏帆へ。
私は、夏帆に全部負けたよ。
一番、辛かったのは村橋くん…。
私ね、実は村橋くんのコト、好きだったよ。
でも-村橋くんと夏帆仲良かったし…
夏帆、村橋くんのコト好きなのかな?って
思ってる。
ねぇ…。
もう、夏帆が大切過ぎて、大事過ぎて…
いじめる気なんて、失せちゃうよ。
大好きだよ、夏帆。
また遊ぼう。…そういいたいけど、怖い。
何もかも夏帆のモノになんのが怖い。
さようなら。』
『えっ…うぇ…ん…』
何で…?
私が、負けてるんだよ?
勉強も、友達も…
ぜんぶ、ぜんぶ、美香が一番なのに…
村橋のことは、全然恋愛感情じゃない…
何で…一人にしたの…?
そう言って、私に声をかけてくれた。
その人を忘れる筈がない。
顔も、名前も、歳もなあんにも知らない。
ただ、その温かい気持ちにさせてくれる声だけ。
『みー・なー・さー・んー!!
静かにしてください!!』
ザワザワしている家庭科室。
先生の注意も聞こえない。
先生もだいぶあせってるみたい。
私も怖い。
逃げたい。
…だって、包丁で美香が自分を刺したんだから。
『美香、美香!?
大丈夫なんですか?美香は…!!』
閉ざされてしまった救急車の扉。
遠ざかっていく、美香。
待って-
怖いよ-
美香が消えちゃうなんて…
我慢していは筈の大粒の涙が零れ落ちる。
『夏帆!おはよう♪』
『夏帆~!この問題も分かんないの!?
こーやって…こうで…』
『ちょっと、夏帆にそんなコト言わないでよ!!
何?ただ、夏帆が村橋君と仲いいからって!!
負け惜しみじゃん!!』
元気にさせてくれるコトバ
叱ってくれるけど…優しいコトバ
私を庇ってくれるコトバ
ぜんぶ、ぜんぶ、大好きだよ-
今にも消えそうな美香と
崩れ落ちた私は-
同じことを思っているのかな?
その後、美香は死んでしまった。
ねぇ、なんで?
なんで、自分で射したの…?
ピーンポーン
『すいません、雨場警察ですが…
上田夏帆さんいますか?』
『あ、私です』
『あ、坂山です。
…島田美香さんの件なんですが…
島田さんが残した遺言が…』
と、美香が使っていたケータイを差し出す。
受信ボックス…
送信メール
下書き保存…
『下書き保存のトコロ、見てみてください』
と、言われるがまま見る。
『夏帆へ。
私は、夏帆に全部負けたよ。
一番、辛かったのは村橋くん…。
私ね、実は村橋くんのコト、好きだったよ。
でも-村橋くんと夏帆仲良かったし…
夏帆、村橋くんのコト好きなのかな?って
思ってる。
ねぇ…。
もう、夏帆が大切過ぎて、大事過ぎて…
いじめる気なんて、失せちゃうよ。
大好きだよ、夏帆。
また遊ぼう。…そういいたいけど、怖い。
何もかも夏帆のモノになんのが怖い。
さようなら。』
『えっ…うぇ…ん…』
何で…?
私が、負けてるんだよ?
勉強も、友達も…
ぜんぶ、ぜんぶ、美香が一番なのに…
村橋のことは、全然恋愛感情じゃない…
何で…一人にしたの…?
今、学校でblog書いてまーす♪
でも、ピぐにログインはできませーん。
マイページだけでーす。
暇や、凄い暇や。
今、りりこちゃんが後ろにいます!
りりこちゃんは、可愛くて、髪の毛サラサラで
字が綺麗で元気満々です。
あああ、可愛いなあ。
でも、隣が煩くて、迷惑してるw。
まじ、うっざい。うっざい。うっざい。
学校絵文字やばい❤
可愛いのいっぱあるやん。あるやん。
きゃあああああああ。
テンションまっくすー。
では。