これから述べることはpart1の続きです。
よかったらpart1を先にお読み頂けたら幸いです。

ランナーとウェイターがきついことはpart1で述べた。それなのになぜ私がこのアルバイトをやめなかったのか、このお店で私が学んだことにこのpart2では述べていきたい。

まず、なぜこのアルバイトを辞めなかったのかについて述べていく。それは、一緒に働いている人たちと切磋琢磨すること、営業終わりの達成感をあじわいながらの締め作業を行うことがとても楽しかったからだ。営業中は基本的には話す暇がない。営業に関すること以外はそんな話さない。しかし、話さなくても何をやってほしいのかコミュニケーションをとらなくてもわかるようになった自分がいる。おそらく、一緒に働いてる人たちも同じだと思う。
さらに、料理についての勉強をしたりやお客様一人ひとりのことを考えてしっかり対応すればするほどお客様の満足度が上がっていくのがとても実感できた。お客様の笑顔や、直接'ありがとう'や'美味しかった'と言われると心の底からやっていてよかったと思う。むしろ、もっと頑張ろうとモチベーションアップにもなった。
それに友達がお店に来たいと言ってくれる。営業後にインスタのストーリーやLINEのメッセージで嬉しいことが書かれてある。
これらが私がこのアルバイトを辞めなかった理由だろう。

次に私がこのお店で学んだことについて述べていく。私がこのお店で学んだことは2つある。まず、コロナ期間になって客足がかなり減った。しかし、今は予約しないと入れないほどの人気店である。そこで私は考えた。なぜ、コロナが騒がれいる中、こんなにも沢山のお客様が来てくれるのか。それを理解することが大切だろう。例えば、お客様がサイゼリヤに求めてるものは安価で美味しい食べ物を食べながら、友達などと話す場所を求めていると私は思う。では、私が働いているレストランにはお客様が何を求めているのか。私が働いてるレストランは表参道が一望できる夜景が綺麗で美味しいワインが飲めるレストランとして売っている。もちろんご年配の方もいらっしゃるが多くは大学生など20代の方達が半数を超えている。また、サプライズプレートの数が多い上に、女子会やデートで使われることが多い。
クリスマスや明治神宮の花火が上がる日は本当に予約が困難なほどになる。また、友達が利用したいと言ってきてくれる時も友達の誕生日や就活祝い、彼女との記念日に使うことが多い。そこで私はお客様がこのお店に求めてるものは美味しい料理を食べながら、素敵な人と素敵な空間で過ごすこの時間を求めているんだなと思った。
そう考えるようになってから、デートで使われる場合、予約した人が男性の場合は女性の方をケアするようにしてる。男性は女性を満足してもらう時間を作るために予約し、その対価としてお金を支払っている。だから、私はまず女性を満足させるために全力を注ぐようにした。また、誕生日や内定獲得や退職祝でプレートが入ってる場合は誰が今日の主役なのか会話などを聞いてその人を満足してもらえるように頑張るようにした。結果、お客様から'素敵な時間をありがとうございます'や'絶対また来ます'と満足げに言ってもらえることが増えた。さらに、お兄さんがいる日に来たいと言ってもらえたりした時にはこの上なく幸せだった。
次に2つ目について述べていく。私のお店は今日これを売ってほしいと言われる物がある。それがカルパッチョやレバーなど前菜で食べやすくリーズナブルな料理もある。しかし、試作のお料理だったり、メインのお肉のリーズナブルとは言えない品を推してほしいと言われる時もある。また、ボトルのワインを出してほしいと言われる時もある。もちろん沢山売ったら褒められるし、売らなかった日は全然出ないなと残念がられる時もある。もちろん高いものを売れば売るほど、お店の利益にはなる。だから、最初は売れるようにしていた。しかし、生ハムとピザとワインが美味しいお店で、最初にお客様におすすめするのが今日売ってほしいと言われたものだった私は、何か違和感があった。しかし、このお店のおすすめである生ハムやピザを推すようにしたら、お客様の満足度が上がった気がした。'また来ます'と言ってくれる人もこっちの方が多かった。たしかに客単価を上げることはその日の売り上げ利益をみた時はいいかもしれない。しかし、長期的な利益をみた時はそうではないと思った。しっかりお客様にお店が自慢できるものを提供し、また来たいと思ってもらうことが1番大事なんだと思った。しっかり一人ひとりお客様を見て、この人たちなら今日おすすめしてほしい料理を提供したら満足度高いなと思ったらおすすめするようにした方が絶対にいいと思う。
私が働いてるお店の社員さんにすごい人がいる。今日売ってほしいと言われた料理を売り、さらにお客様の満足度が高い。これが理想なんだなと思った。しかし、私にはまだその技量がない。次到達したいレベルはそこだなと思っている。

結論、お客様が何を求めてるのかを理解することが1番いいんだなと今は思う。