こんにちは。
ユウゴです。
スロットって、普通負けるもんですよね。
今、勝っている人も負けている人も、養分時代というのは少なからずあるのではないでしょうか？
一流のプロの人でも長い養分時代がある方が殆どです。

そこで、俺がどうして1月目から収支＋を出すことができたのか、自分なりに体験を基に分析してみようと思います。

俺がスロットが初めてホールに行ったのは、ちょうど１年程前の6月８日。
初めて座った台は、コードギアスだった。
軍資金は３０００円。
５円スロットではあったのだが、すぐに無くなった。
ただ、ＢＩＧを一回引けたのがとても嬉しかった。
薄暗い光の中で、朝イチに並んで開店を待つあのドキドキ感。
今でも、そのときのワクワク感を鮮明に覚えている。
今考えれば、本当の意味でスロットを楽しんだのは、これが最初で最後かも知れない。

スロットに興味をもったのは、友達の何人かがゲーセンではまっていたからというのが一つにはあるのだが、本当はパチンコやスロットで金を稼げないものかと考えていた。

そもそも、俺はネットビジネス等「自分で金を稼ぐ」事に興味があった。

せどりやブログ、いろいろ試していたが結局うまくいかず。

途方にくれているところ、スロットに出会った。

だが、ハイエナや設定狙い、スロットで稼いでいる知人という存在があった訳ではない。

偶然、学生には稼ぎやすいスロットというジャンルを選択することができた。

次の日、友達にスロットに連れて行ってもらったのだが、その時初めて期待値という考え方を知った。

友達がブラックラグーンの天井で4000枚くらい出していたんだ。

天井狙いをする友達を横で見ていたんだが、なんでそんなに金を突っ込んでいるのか、何でもう少しで出ると分かったのか、全く分からなかった。

その時、期待値、天井狙いを少しだけ教えてもらった。

結局、友達は天井に到達させ、無限ARTで800Gくらいハメてた。

その時のインパクトが強かったのか、俺も天井狙いをしようと強く思った。

それから俺は、とにかく友達が打つ台をどんな理由で打ったのか、徹底的に聞くことにした。

友達はハイエナや設定狙いをしている訳ではなかったのだが。

ゾーン、天井、期待値、設定など、超基本的な事を教わり、実際に自分で打ってみる事にした。

ここからはほぼ独学だった。

俺が初めて、勝つスタイルで打った台はもちろんギアスだった。

第一天井狙いで、450Gから。

第二天井まで打つ気はなかった。

もちろん今考えると、マイナス稼動なんだが。

その頃はマイスロを仕込んで、第一天井到達時からＡＲＴ準備中まで左リール上段に白七を狙い続けなければならない事さえ知らなかった。

とりあえず天井を狙うというスタイルを取っているという点で、生粋の養分からは抜け出した。

結果はというと、930Gくらいの弱チェでコーネリア演出で当たり。マジかよ。

一応BIG。

倉庫街ステージ抜けでやめ。

5スロだったんだが、4000円くらい負けたのかな。

というわけで、初戦は敗退だった。

友達から、ギアスは荒すぎるという理由で、進められた番長・甲殻起動隊を打つ事にし、とにかく狙い方については自分で調べまくった。

この頃から、自分で解析を調べて狙い目を自分で決めていた。

ブログ等に狙い目・期待値は書いてあったのだが、どうしてもその値が信じられなかったんだ。

起動隊は赤枠でも、モードBゾーン当選なら天国移行率が悪いから打たないとか、自分で勝手にヤメ時をつくっていた。

打っても良いと今では思うが、打たなくても期待値がゼロ以下にはならないという判断。

番長のゾーンは160Gから打った。

とにかくこの頃は、それ以外の台をあまり打たなかった。

というか、打てなかった。

自転車もその頃はなかったので、10キロぐらい離れているホールに徒歩で通っていた。

今ではスロット台から引きずりだした原付を所有している。

名前は「ラン・スロット」と名づけた。こいつがそうだ↓

コードギアスのアニメ見てる人はわかると思う。

スザクの乗っているナイトメアの名前だ。

それと、スロットのために立ち回るという意味で「走る」のRunとSLOTを掛けてある。

個人的にネーミングセンスは抜群と思っている。

まあそんなことはどうでもいいんだが、とりあえず俺は徒歩でホールに通っていたんだ。

5スロの番長160Gを求めて。

宵越しも知らなかったので、一日に拾える台は2,3台。

そういえば、ノーボーナス160Gとか打ってた気がする。

今考えると、絶対打たない、宵越しだし、歩いていくのきついし、ホントよくやるわ。

ただ楽しいから、とにかく続けていた。

ボーダーを下げてしまうことも少しあったが、期待値マイナスになるほど下げたことはない。

だが、運悪く軍資金が底を尽きる。

自分の持っているゲーム機を全て売り払って金に変えた。

ＰＳＰやそのカセット。

全部で３０００円で売れた。足元見やがって。

買うときって店員さんニコニコなのに、買うときは威圧的なんだよ。

そしてその金を番長のゾーンに使って負けた。

持ち物を金にかえてスロットを打つ俺を見て、周りは若干引いていた。

ただ、自分でこのゾーンの期待値を計算していたので、その根拠が俺を支えた。

そんな毎日を繰り返し、毎日負けていたのだが、ついに大勝の日が訪れる。

その日もなにも拾えず、ただホールとホールを渡り歩くだけだったのだが、ふと3800枚くらい出ている番長が目に入る。

いいなー俺も出したいなー、と思った後ホールを一周すると、その番長が空いている。

データを見ると、恐らくART後64G回されてない事に気づいた。

ゾーンと天井しか狙った事なかったので、この打ち方はかなり不安だったのだが、とりあえずやってみる。

すると、運よくART引き戻しにヒット。

そのままボーナスを引き、投資は1000円で絶頂で300くらい乗せた。

天国ループを繰り返し、とにかく伸びる。

結局9999枚で、前任者と合わせて万枚出すことができた。

その時俺はマヌケにも、高設定と予想。

因みに、通常からのART直撃はなかったし、上段ベルをカウントすらしてない。

とりあえず、番長打つにしても立ち回りの幅を増やすことの重要性に気づく。

そう思ったからか、いろんな台の狙い目をノートにまとめはじめた。

さらに、自分の収支や、立ち回りの反省をノートにまとめるようになった。

番長の収支はこんな感じ。

ちょっと見にくいけど。

これは俺が初めて付けた収支帳だ。

それまでは麻雀の収支をつけるためのノートだったんだけど。

差枚をグラフでつけている。

あと200Ｇ・400Ｇ・600Ｇのゾーン狙い回数と成功回数。

この頃はとにかく、ネットで得た情報はあまり信じておらず、自分で実践値を出そうとしていたんだ。

まあ、最初のうちは収支が出ていないんだから、疑うのも仕方ない。

収支は今ではアプリでつけているが、反省は今現在でもノートにつけている。

今年で4冊目だ。

ノートにつけると、アプリでつけるよりも自分を客観的に見つめることができるんだ。

カタルシス効果だっけか？

とりあえず、反省は手書きで付けたほうがいい。

付けている最中に改善点に気づくことがよくあるからだ。

ノートの題名は「放銃のススメ」って付けた。

これは俺が放銃するという意味でなく、ホールが放銃するという意味ね。

それから、いろんなホールでいろんな台を打ち、たくさんミスをした。

だが、ミスした台はどうしてミスをしたのか、徹底的にノートに書き込んだ。

一度したミスは二度としない。

これが俺のポリシーだった。

データカウンタの表示で分からない事があれば、店員さんに必ず聞いた。

店員さんて意外に教えてくれるんだよ。

スロット好き多いし。

とりあえず、初心者の内は仲良くしてもらえるので使い倒すべき。

印象に残っているミスはマクロスやモンハン。

これは店によるのだが、データカウンタRBカウントでARTとRBをカウントしていたんだ。

ボーナス間天井でRBはARTをカウントしていると思い込んでいた俺は、このミスに気づくのにかなり時間がかかった。

その時の反省を書き込んだのがコレ。

その日の反省と収支、それから月での差枚数、稼動台数を書いている。

簡単に言うとボーナス間Ｇ数をカウントし間違えたんだ。

そのことになかなか気づけなかったため、同じミスを覚えている限り３回はしたと思う。

とても気分が悪いし、ミスに気づかなかった自分が悔しかった。

今では、どうしてそんなことも気づかないんだ、という感じだが。

独学であると、この辺を教えてもらえないので厳しい。

だが、いづれにしてもスロットを続けていくと必ず同じような壁にぶつかる。

その時、独学で克服したのと教えてもらったのとでは、かなりの差が出ると思うので悪いことばかりではない。

この頃から宵越しやリセットも覚えはじめたのだが、最初の方はリセット状況なんか全く掴めてない。

全部据え置きと思って打ってた店が、運よくリセットしにくい店だった。

というか、ＡＲＴ閉店以外はリセットしてなかった。

鬼武者とか700ハマりを、データに残っている限り45台こなした。

最高差枚は＋3560枚。

結局全部で、8053枚のプラス。

収支を付けるのが趣味で、台別や店別収支を付けていた。

鬼武者はこんな感じ。

この頃には、番長の収支を付けていた頃よりは腕を上げていた。

開始Ｇ数、回収枚数、一台当たりの収支、日付、TOTAL収支、レート、勝率くらいは記入した。

あとはっきり言って、収支を付けるのは目的があった訳ではなく趣味だ。

ブログでこんな風に使う日が来るとは思わなかった。

負けた日ほど収支をつけるのが楽しみだった。

なぜ失敗したのか、リセットか、運が悪かったか、期待値が間違っていたのか、モード判別をミスったとか、高設定滞在比率が悪いとか、グラフデータを見落としたとか。

次に生かせるし、スロッターとしてレベルアップした感があるだろ？

今までしたミスの中でたちが悪いなーって思ったのは、バジリスク2。

前日最終400くらい当日500くらい。

「おっしゃ、900はまりじゃ！」って思って打ち始める。

１０分後くらいに一応確認する癖を付けていた、前日のグラフを確認。

何故か、グラフ上向きで閉店している。

この店、バジはＡＲＴ中に閉店すると、ＡＲＴ中のＧ数が前日最終として表示されるんだ。

あっぶねー(^_^;)とか思いながら席を退くと、待ってましたとばかりにハイエナ君着席。

いや俺もハイエナ君２号な訳だが。

順調にはまり宵越し合算で1280Ｇを消化。

いや、宵越しというか、前日は本当は0Ｇな訳だけれども。

天井発動せず。

ハイエナ君は首を傾げながら俺の方をチラ見。

結局ラムクリかぺナ仕込みと判断したんだろう。

（因みにバジのぺナ仕込みは、1回当たり7Ｇの抽選冷遇だったはず、天井も7Ｇ遠くなる。）

1000はまりくらいで捨てて行った。

ぺナだったら何Ｇ仕込まれてるかわからないし、そこそこいい判断。

ただ、前日のスランプグラフを見れば一発でわかったはずなんだ。

ここで拾ってもよかったんだが、ぺナを仕込んだとか思われたくなかったし、何より今後立ち回りにくくなるのは期待値的にもよくないと判断し、放置。

何も知らないお客さんが、Ｇ数の１０００はまりだけを見て着席。

無事データカウンタ1280Ｇで天井到達。

まあ、こういったミスというか出来事がスロットには多々ある。

その店でだけ発生しうる特殊なミス。

こういうのはブログとか機種情報などを調べてもあまり乗ってない。

だから、発見した際、自分で書き留めておくことが重要なんだ。

とりあえず、負けた日に収支を付けてれば、自分なりの教科書が作れる。

とにかく、俺が何が言いたかったかというと、スロットで養分とならないためには、「スロットで稼ぎたい」ではなくて、「稼ぐ手段としてスロットを打つ」という考え方ができないと無理だって言う事。

それから、期待値は自分で計算しろという事、狙い目は自分で決めろという事。

「スロットで稼ぎたい」と思う人は、その気持ちのルーツが、少しでもスロットを多く打ちたいという気持ちにある。

結局スロットで稼いだ金はスロットに貢いでしまうことになり、養分からは抜け出せない。

俺は、スロットを打つルーツが、金を稼ぎたいという事だったので、養分をほぼ経験せずに済んだ。

後、期待値は自分で計算したほうがいい。

コレはなぜかというと、自分で計算して出した答えなら、最後までそれを信じられるからだ。

スロットで稼ぐとは所詮期待値。

負け続けることもある。

そんな時、自分を支えてくれるだけの根拠を持っていないと立ち回りに必ずブレが生じる。

そもそも、他人の計算した答えだけ知るという考えが甘い。

だから、俺は養分から脱出したいなら、プロの方のブログで勉強するときも、自分なりの狙い目を持って、他人の意見は参考程度にするべきだと考えている。

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