上司以上不倫未満

上司以上不倫未満

取引先の上司に恋をした。

会えるのは、1ヶ月にたったの1回。

1年で12回。

不倫未満でいい。

ただ。

あなたに会いたい。


別にリュージの話を引っ張りたくはないんだけど。


自分の中で、どうもモヤモヤしていて。


ここは、しばらくリュージに登場してもらおう。



日々の記録。


大事。



リュージと一緒に休憩を取る事をやめた。


誘われないし、勝手に一人で行っちゃうし。


帰る時だって、声も掛けてくれない。


あー、イライラする。


耐えられない。



仕事中。


2人きり。


沈黙。


あー、あー、耐えられない。



私「ねぇ、リュージ。この前、酢豚が食べたいって言ってたじゃん?覚えてる?」


リュージ「何?急に。」


まだ仲良く出来てた頃。


無性に酢豚が食べたいと、彼が騒いだ日があった。


私「リュージが食べたかった酢豚ってどんなの?惣菜で売ってるようなやつ?それとも家で作るようなやつ?町中華で出てくるようなやつ?」


リュージ「中華料理屋で出てくるようなやつ。」


私「食べに行かん?」


リュージ「……………。???」


私「話がしたい。リュージに話がある。」


リュージ「ここですればいいじゃん。何?」


私「私も酢豚が食べたい。明日休みでしょ?私も休み。昼でも夜でもどっちでもいい。連れてって。」


リュージ「………。夜はバイト。昼でいい?」


私「いい。」


リュージ「迎えに行けばいいの?家知らないけど。」


私「○○の○条○丁目。○○○○の○○○号室。」


リュージと知り合ってまだ浅い頃。


"どこに住んでるの?“って聞いたら、住所と建物名、部屋番号まで教えてくれて。


いや、そんな個人情報、簡単に他人に教えちゃダメだよ〜って笑い合った。


すごく印象的な出来事で。


だから真似をした。


リュージ「わかった。起きるの遅いかも。近くまで行ったら連絡する。」


(わかるなよ…。突っ込めよ!笑)



私。


リュージがご飯を食べてる姿がすごく好きで。


休憩中。


車の中でお弁当を食べるリュージを格好いいと思った。


食べ方がすごく美しい。


一口が大きくて、豪快かつ華麗。


口周りを一切汚す事なく、米粒ひとつも残さず。


見ていて、とても気持ちがいい。




そんなリュージ情報はどうでもいいんだけど。


とにかく、ちゃんと話をしたかったから。


勇気を出して誘った。


ゆっくりリュージとご飯を食べたい。