3日ぶりにHさんに会ったよ。
最近、午前中は笑顔で話せない。
私「会いたかった?」
わざと聞く。
Hさん「いや、別に。」
無愛想。
Hさん「昨日休みだったんだ?」
(なんだよ、ちゃんとチェックしてんじゃん笑)
朝はこんな感じなのにさ。
午後からは甘いんだよな。
Hさん「俺、明日来ないから寂しくて泣くなよ?」
私「泣かないし。私、木・金休みだから、泣くなよ?」
Hさん「俺、土・日休みだから、来週まで会えないんだ。泣くなよ?」
私「それは泣く。それは嫌。えっ?待って。私4・5休みだから金・土じゃない?木曜日会えるじゃん!怒」
Hさん「そっちが間違ったのに、何で怒るの?俺悪くないよ。」
私「ごめん。来週まで会えないとか絶望しかなかったから。」
Hさん「別に俺いなくても楽しそうじゃん。」
私「いや、いないと困る。頑張れない。会えないと頑張れない。」
Hさん「あのさ、それを愛の告白って言うんだよ。俺の事振っておいて、それ、ズルくない?笑」
私「そうだ、コレ、あげる。吸っちゃったけど、もういらないから。」
LUCKY STRIKE。
この間罪悪感を感じながら吸った煙草の残り。
Hさん「何で俺の煙草吸ってんの?メンソール吸ってたんでしょ?自分の煙草吸えよ。」
私「最近、ぷはーしてくれてないから、煙の匂い思い出したかった。休みの日、Hさんの事考えちゃって、吸いたくなっちゃった。でも、もういらないから。もらって欲しい。」
煙草渡す瞬間、手が触れた。
私の手が冷たすぎるからか、Hさんの手はすごく温かくて。
Hさんの手の中に煙草を置いた形で、そのまま手を繋いでしまった。
私「手、あったかいね。」
Hさん「そっちが冷たすぎるんだよ。」
もう片方の手も使って両手で温ためてくれた。
あったかい。
ドキドキする。
私「これはズルい。」
手を離した。
Hさん「ズルいのはどっちだよ。笑」
気持ちは隠さなきゃいけないんだ。
幸せだけを受け取って。
感情は殺さなきゃいけないんだ。
なかなか大変だな…