「経皮毒」というタイトルの書籍が10年ほど前に随分出てきたのでご存知の方も多いと思います。かなり恐怖をあおった内容のものが多く、批判の声もあったようですが、「毒」はともかくとして「経皮吸収」というのは、医療にかかわる人であれば当たり前の単語です。
「経皮吸収」とは「皮膚から物質を吸収する」ということです。医薬品の中にも「経皮吸収型」があり、湿布などイメージすると分かりやすいですよね。では、普段みなさんが何気なく使っているものの中に「体にとって害があるもの、よくないもの」が入っていて、それが皮膚から体内に吸収されるとしたらどうでしょうか?
「シャンプーや洗剤は洗い流すから大丈夫」と思っていますか?では「ヘアカラーやパーマ剤は?顔に1日塗っている(乗っている)化粧品は?」。実は経皮吸収率というのは体の部位によって変わります。
二の腕を「1」とした場合、頭皮の経皮吸収率は「3.5」、おでこ(前額)は「6」。要するに腕より頭皮のほうが3.5倍、おでこは6倍吸収されるということです。
ヘアカラーをしたときにかぶれの症状がでやすいのは、頭皮よりおでこだったりするのはこのせいです。(*アレルギー性接触分皮膚炎の場合、薬剤が触れた部分だけでなく、顔や体全体に湿疹が出たりすることもあります。)
更に、経皮吸収された化学物質は「排出されにくい」という特徴があります。その為、ヘアカラーをして一度「かゆいな…」とか「ちょっと赤くなった…」と言う方でも、2回目3回目…と続けると症状がひどくなる場合があります。

だから、手軽さから家でホームカラーをしてしまっている方、本当は危険なんですよ!
サロンでカラーリングをすることを是非おすすめします!!
特に「かぶれ」「髪の毛が細くなってしまった」という方には天然100%のヘナをおすすめします!!
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