私の好きな画家さんの公式Facebookより抜粋。

 

 

【こっちの世界に】

 

亡くなった友人は、この時期

「あっちの世界と、こっちの世界が近くなる」

と話していました。

 

だから、心が騒ぐのだそうです。

 

友人は、臨死体験をきっかけに仏教系の大学に進み、生涯、精神生活や「悟り」の世界を求めていきました。

 

何度もインドへ行き、貧しい子供らに囲まれる・・・

 

 

そのとき、いくばくかのお金を渡すこともあるけれど、

 

施しによって救われるのは、自分に他ならないのだ

 

と言っていました。

 

 

喜びですべきことなのですから「する」ではなく「させていただく」です。

 

彼は死に臨むというとき、晴れ晴れとした自分を発見して、彼自身がとても驚いたようです。

 

今年もこっちの世界に、父や叔父や友人たちが帰ってきてくれました。ありがとう。

 

 

 

四国では「お遍路さん」がたくさんいます。

 

罪を償おうとする者

 

家族の無事を祈る者

 

病気治癒の願掛け

 

ご先祖の供養のため

 

観光のため

 

 

みんな、それぞれの思いを込めて廻ります。

 

観光で来た人も、その奥深さに魅了されていくのです。

 

仏教の奥深さは、魂に響いていくんですよ。

 

 

お遍路さんは自力で歩く人もたくさんいます。

 

スーパーの端っこで、お経を唱えてお椀をもっています。

 

そのお椀に金銭や、物を入れるのですが、あげる側が

「ありがとうございます」と言って入れます。

 

 

これが「させていただく」

 

 

お釈迦さんは「貧乏な家に、托鉢に行きなさい」と教えていました。

 

貧乏な家は、米粒ひとつが惜しい。

 

でも、やってきたお坊さんにさせていただくことで、貧乏でも「徳」を得ることができるのです。

 

人に何かをしてもらうのが苦手、でもしてあげるのは好き…。

受け取るより、与えることのほうが価値がある。

 

 

これが、自己満足でしかないのは、このお話で分かりますね。

 

受け取りのブロックがある人は、よく考えてみてくださいね。

 

 

 

 


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