この記事で初めて知ったって面白いなと思って記念に残しておく用コピペ。今日生まれた子が2087年を迎えた時またゾロ目になるんですね。

 

今年2024年は、昭和でいうと昭和99年に当たる。つまり、2024年9月9日は、昭和99年9月9日と9が4つも並ぶ珍しい日になっている。さらに、9が7つ並ぶ昭和99年9月9日9時9分9秒前後には、「昭和99年9月9日9時9分9秒!取れた?」「昭和99年9月9日午前9時9分をお知らせします ポーン」「珍しいゾロ目」などと、Xに記念ポストが相次いだ。

今年が昭和99年と言うことは、当然ながら来年2025年は昭和100年となる。政府は内閣官房に「昭和百年関連施策推進室」を設置して式典など記念行事の検討を始めているが、昭和元年(1926年)から起算して、2026年に満100年を迎えるとして、式典は再来年の2026年に行うとしている。

ちなみに、「平成99年」は2087年なので、次に9が7つ並ぶのは63年後になる。

 

『有栖の乱読』読了

 

 推理小説家の有栖川有栖さんが、幼少期・少年期・青年期・大学時代・会社員時代・作家になってからのそれぞれの時期に読んだ本の紹介と当時のエピソード(第一部)、第二部は、おすすめの本を、魅力のある謎・ムード、トリック・アイデア、サスペンス、結末の意外性・美しさ、テーマ・世界観、キャラクターを、★五つ評価で採点して紹介、第三部は、有栖川有栖が1989年(月光ゲーム)から1997年(朱色の研究)までに出した作品の、原作者による要約(あらすじ解説)と書いた時のエピソードなど。初めてのエッセイ。文庫化されておらず、単行本も絶版。平成十年発行。


 

 幼少期観ていたアニメ、『「ダダダダーンと弾がくる」などという主題歌の歌詞からして、げんなりするほど幼稚なのが嫌いだった。まるでそれが刷り込みのように、私にとってアニメは、常にこそばゆい』、風邪をひいて幼稚園を休むと、母にお気に入りの絵本を読んでもらったような記憶があるが、自分で読み返してただけかも?病気と本はとても密接に関係していたイメージがある。とか、女の子とおままごとするのが好きだったけど、「ままごとしよう」と言い出すのが照れくさくて、”誘われるのを待つ男だった”などのエピソードが可愛らしいし、作家アリスや学生アリスがおままごがするのが好きだったって考えると可愛い。お母さんに絵本を読んでもらってたエピソードは、アリスはそうだったけど、火村英生や江神二郎はそんな想い出皆無っぽい印象受けるなぁと思ったり(江神さんはお兄ちゃんがたどたどしく代わりに読んでくれたのかなとか)。

 

 推理研だった時、当時絶版で読めなかった作品を先輩が持ってて貸してくれたエピソードは、学生アリスシリーズのモチとマリアの出会いの部分と同じだな~実体験をモチ(有栖川さん)とマリア(先輩)のエピソードにしたんですね。

 

 

 作品紹介は、『迷宮逍遥』とか『論理仕掛けの奇談』にも載せてる作品もあるけど(ミステリ読むなら必読作品だから)、ミステリ要素が入ってないホラーやSFはそれらには載せてないし、このエッセイにしか載ってない作品や幼少期のエピソードもあるから、文庫化してほしかったかな。

 

 作家アリスの『海のある奈良に死す』でホラー映画が出てくるけど、元々はホラー小説が原作みたいで、タイトルも映画と違うっぽいとすぐ原作者検索してるうちに気がついた。(その映画のこともその原作のことも書いてないです。紹介されてるのは別の作品)

 

 この本に載せた時点で既に絶版な作品も多く、復刊されたって書いてても令和の今にはそれも絶版で、古本でも手に入れるの大変って作品が結構ありました。(一作品ごとに検索した)古本なら安く手に入るけど、絶版はしてるのとか。
 
 本屋さんに何冊かでもずっと新品の本がおいてもらえてる作家ってほんと一握りなんだなぁ。古本なら安く手に入るのに、没後何年記念でも出してもらえる作家は、古本も市場に溢れて更に安く手に入るから、古本で安く買ったはある意味それだけ凄い作家ってことでもあるなと思ったり。売れなかったから版を重ねてもらえず古本屋にもない。
 
 アガサクリスティーとかシャーロックホームズは、いつでもどの本屋さんにも置いてても、翻訳家は誰それさんのはもう絶版っていうのは多かったり。この翻訳家さんの翻訳が自分と相性良い!読みやすい!って思ってもそれは絶版で、読みたかったら別の翻訳家さん版を買わなきゃいけなかったり。元々の内容が同じでも、翻訳の相性が悪いと読めない(頭に入ってこない)ので、この絶版も結構困る(私は本は紙派)。新刊ですぐ売り切れたのに版を重ねてくれなくて手に入れられない作品が今あるんですが(案の定高額化。新刊文庫なのに)、出版社は早く版重ねてほしいです。売れっ子翻訳家さんだし!
 
 『有栖の乱読』が文庫化しなかったり、版もそれほどだったのは初エッセイなのと、載せてる作品が絶版もかなり含まれてたからかなぁ。それぞれの版元さんに図書館で『有栖の乱読』借りて、絶版本の復刊してほしいです。今だと電子で~になっちゃうだけなんだろうけど。
 
 作者による作品のあらすじ紹介とエピソードは、作家アリスシリーズ書くようになった途端女性読者がいきなり増えて驚いた、読者層が男女比半々になったって書いてて(要するに読者がほぼ倍に増えた。火村格好良いですもんね。私はアリシストだけど)、女性読者のそのまた一部の読者がいるってことも書いてありました(笑)
 
 有栖川さんは『しかし、なぜ、女性読者がついてくれたのだろうと考える。そして、思った。”男”の器に押し込まれて、居心地が悪そうにしている”女”の部分が誰にでもあるのではないだろうか。もちろん、その逆も。漠然とだが、私の小説は私の”女”の部分が書いているように感じる。私の”女”が出口を求めてもがいているうちに小説の形を選んだのだとしたら、他の男性の中でもがいている”女”と、”女”としてもがいている女性に届いて欲しい。読者の比率は、男女半々がいい。』って書いていて、作家の方のアリスって女性の立場に立って怒ってることが時々あって(男性が女性に加害)、アリスの思考は女性的だなぁと思ってたので(アリスが怒ったこと私も子供の時から思ってることなので、判ってくれる男性もいるんだな。と読んでいて嬉しかった)、やっぱりそうなんだなと。
 
 作家アリスシリーズを書いてるのは、未来の学生アリス?と示唆されているけど、私作家アリスシリーズ書いてる中に、マリアがどんな形かは判らないけど参加してるんじゃないかなって思ってるんですよ。妻として傍にいるから(学生アリスがマリアと結婚するかは不明だけど)そういうことで怒っているマリアを見ることも多くて、作家アリスに自然と組み込んじゃうのかな~とか。というか、私はEMCメンバーが全員で作家アリスシリーズ創ってる、エラリー・クイーン方式だったらいいなと思ってます(実際には有栖川有栖先生が書いているんですが)。江神さんの存在がどうにも儚いし。
 
 火村英生を創った時のエピソードと、火村を創ったから生まれた考えは作家アリスファンに読んでほしい。7行だけだけど。

ファシリティドッグとは(動画を観ていただくのが判りやすいので貼らせていただきました)

 

 現在、静岡と横浜と東京に計四頭しかおらず、関西にはファシリティドッグがいません。

そこで、自身も介助犬の助けを借りて医師を続けておられる先生が、関西にもファシリティドッグをと、クラウドファンディングを始められ、残り11日ほどしか残っていませんが、金額が目標に達成するまで遠く、SNSなどで拡散していただけたらと、普段は読書ブログのみですが、ブログを書くことにいたしました。

 

クラウドファンディングの詳細はこちらをお読みください。↓

 

 
 目標金額に達して、関西の子ども病院にファシリティドッグが来てくれることを願って。