今回僕たちが踊っている曲はBeyonceが歌うPretty hurts。
どうしてこの曲で踊りたいと思ったのか。
それはこの曲のPVを見たのがきっかけです。
ライバル意識が渦巻いた女性達の控え室、辛い食事制限をしてまで得ようとする美しさ、そしてその美しさを評価された輝かしい賞の数々。
彼女はこう説明します。
「頭の中にイメージがあったの。私は色々な賞を勝ち取ってトロフィーに囲まれている。チャンピオンになるため訓練を続ける。そして一日の終わりに振り返ってこう思うの。価値はあるの?」
「トロフィーは手に入れたけど、それは辛い食事制限をして、愛する人をほったらかし、他人に強要された自分で手に入れたもの。それが一体何を意味するのか」
コンテストで勝たなければならない。勝たなければならないから自分達のカラーを消し、まとまっているコレオグラフをつくらなければならない。自分達自身で振りを作ってきたツキクマにとってはこの事が1番の苦でした。
自分達のしたいことを突き通せば突き通すほど勝てない日が幾度もありました。
でも、自分達がしたいことを意地になって決して辞めなかったのは、自分達が伝えたいことをそのまま伝えたかったからです。
したいことをそのまんましたかったからです。
そんな僕たちにとってこの曲は運命でした。このネタが決まるまで3回も4回も違う曲で曲編集をし音源を作りましたが、それを全て捨て、このPretty hurtsに即決しました。
毎回の舞台では、僕たちは必死にこの曲の意味を伝えようとしています。
しかし、途中でこの曲の意味を掛け違えてしまうのです。勝たなくてもいい。という風に。
勝たなくてもいいのではないと分かっています。しかし甘えてしまう、、それが僕たちの弱いところだとおもいます。
勝たなくてもいい、そんな軽い歌詞ではこの曲はないのです。
To Be Happy
毎回チームコメントはこの言葉です。
幸せを感じるため、僕たちはこの舞台に立っている。そのことを決して忘れずに、これからもこの曲でまだまだ踊り続けます。
完全な不完全になるまで
