むかしむかし、あるお坊さんが、山の中で狩人に出会いました。
狩人が、殺した獣をぶら下げているのを見て、お坊さんはお説教をはじめました。
「これ!狩人。 おまえは生き物の命を奪っていると、あの世で殺した動物になってしまうぞ!!」「悪いことはいわぬ。生き物を殺すことはやめなさい。」と、言う。狩人は「そんなら、
この世でタヌキを殺すと、やはりタヌキになりますのか?。」 「いかにも。」 すると、狩人はわんわんと泣いて、涙を流しながら恐ろしくなってきました。
しばらく、泣いていましたが、何を思ったのか、急に鉄砲に玉をこめると、お坊さんめがけてうとうとしました。お坊さんは、びっくりして「これ!何をするのじゃ!!。」と言う。狩人は「へい、お坊さまを殺しておいてあの世で生まれ変わるとき、坊さんに生まれかわりとう、ございます。」 ・・・・ その後、狩人と坊さんがどうなったか誰も知りません。 (おわり)
〇自分が良かれと信じていても、自分の価値観を相手に押し付けると危険な関係になることがあります。社会生活では相手のことを理解することが大切だと思います。