佐賀県の吉野ヶ里遺跡に行ってきた。
吉野ヶ里遺跡に行ったのは小学校の修学旅行以来で10年ほど前になるが、入り口の広さやおおよその風景を覚えていた。
その記憶と照らし合わせながら観光していたが、見物して行く中で記憶との差異が大きく感じられた。
10数年の間に改装などの変化があった可能性もあるが、それにしても記憶よりも閑静な場所だった。
それは、何もない面白味のない場所という悪い意味ではなく記憶の断片では建造物が一面にあり、物見櫓(見張り台)や竪穴式住居などの配置間隔、住居の大きさがもっとあったよなぁと思いながら説明を受けていた。
そのように感じるのは、単純に幼少期との身長の差、視野の広さや遺跡に対する興味の大小によるその場所の見え方の違いによるものだと思う。
その他に楽しかった、歴史を学んで良いものを見たという当時の記憶を思い出した。
楽しかったという感情は記憶に強く残る(感情が大きく動いた時、記憶に残りやすいと読んだ事がある)
楽しかったと満足した時、実際に体験した記憶とそれに基づいて自分の中で作った景色、感情(架空のもの)がプラスされて実際体験したものよりも、より良いものとして記憶に残るから実際の場所と記憶に差異が生じたのではないかと思っている。
全ての物事がそうではないけど、大概は自分の中の感情の変化で記憶は左右されてしまうものなのかなぁと感じた。