とても気さくな80代の女性のお客さまAさんの小話。


何の趣味もなかったAさん。
お友達のBさん(70代女性)が、半ば強引にAさんを外に連れて行きました。
連れて行かれた場所はパチンコ屋。
『ええ~( ;∀;)』
でもBさんから、一度やってみなさい!と言われ、仕方なく『海物語』という台のパチンコをやりました。
やってみると、思ったよりおもしろい。
その時以来、Bさんと遊ぶ時だけ
パチンコをやるようになりました。
たまにやるパチンコはいい息抜きになったそうです。
でも3年後。Bさんは病気で亡くなってしまいました。
Aさんは、Bさんといつも行っていたパチンコ屋
に、初めて一人で行きました。
これが最後のパチンコだと。
『海物語』には、Bさんがいつも座ってた席が
あります。
Aさんがその席に座った瞬間!
お金を入れてないのに、¥1,000ぐらいの玉が
ババババっと出てきました。
Aさんは驚いたけど、『隣にいるのね。Bさん!』
と思い、『あなたの分までパチンコ打つわね。一緒にやりましょ。』
と2人の最後のパチンコを始めました。

ここまでのAさんのお話、ぼくはちょっと
涙を堪えながら聞いてました。
でも温厚なAさんの顔つきが急に変わりました。
『そのまま¥25,000突っ込んで1回も当たらなかったわよ!!腹立つわー!』
って急に話の展開が変わりました(*_*;

てっきり勝ったお金で、たくさんのお花と
Bさんの好物でも買って、お墓に行ったと
ぼくは勝手に予想してました。
さすがおばあさまの友情は違いますね(^_^;)
勉強になりました!
完全に止まってしまった、おばあさまの髪を切る手を、もう1度進め、喜んで帰っていただきました。

ちなみにAさん。腹立ちすぎて、今はほぼ毎日パチンコやってるみたいです