その男性は、一通り私の話を受けた後、静かに、私に勉強をしていくこと、特に解剖学を勉強することを話されました。
「専門書は高いから、お金を5~6万円持って、これだと思った本を、値段を見らずに買ったらいい」
とか、
「骨格の標本を抱いて寝るくらいあっていい」
とか。
そして、
「お金は持ってたら盗まれるけど、勉強したことは誰も盗むことはできないからね」
って。
ここ最近は、よく思い出しているんです。
まだ、私が20歳を過ぎたばかりのころだったと思います。
私は当時、自分の整体術にたいして常に不安で、毎日を過ごしていました。
ある冬の日、その時私は店を閉めようと思っていたと思います。
電話がかかってきました。整体の依頼の電話でした。今から来るとの由。
背中が凝っているから。
それが、依頼の理由でした。
とてもきれいな小柄の男性でしたが、ガムを床に吐いていた...
まだ若い私は、掴めないその男性の風貌に、自分の施術に対する不安も重なって非常に不安定な心境で整体を始めました。
整体が一通り終わって、私は何か言わなければと、その男性の体質の傾向について、私の所感を二言くらい口にしました。
本日はダンスのレッスン日。
普段は日勤が終わって急ぎ足で(もしくは急ぎチャリで)駅へと向かうのですが、今日は公休でした。
一時間早い電車に乗りました。
17時前の平日の電車の中はゆっくりしてますね。
車内、窓側にiPod聞きながら座っていましたら、お隣に二人連れのご婦人のうちの一人が座られました。
ナフタレンの匂いと、お化粧の匂いが混ざった、とっても懐かしい匂い。
小さいころ、祖母の家の祖母の寝室が、こんな匂いだった。
普段は日勤が終わって急ぎ足で(もしくは急ぎチャリで)駅へと向かうのですが、今日は公休でした。
一時間早い電車に乗りました。
17時前の平日の電車の中はゆっくりしてますね。
車内、窓側にiPod聞きながら座っていましたら、お隣に二人連れのご婦人のうちの一人が座られました。
ナフタレンの匂いと、お化粧の匂いが混ざった、とっても懐かしい匂い。
小さいころ、祖母の家の祖母の寝室が、こんな匂いだった。