恋愛経験値
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私の決心。

抱き締めようと近付いてくる彼氏。

私は反射的に、しゃがんでギュッと目をつぶった。

犯された時の状態が鮮明に出てくる…

怖い…

震えながらボロボロ涙を流していた。


彼『どうした?今日何かあったんだろ?話を聞いて、俺が納得出来れば別れてやるよ。言ってみ??』

私「…●●(彼氏)を裏切ってしまったから別れて下さい…」

彼『はぁ?どんな裏切り?』

私「ダメだって言われてた事をしてしまった…最悪な事になってしまった…」

彼『……もしかしてお前…あの先輩のトコに行ったのか?何があったか言ってみ?』

肩をガッチリ掴まれ、無理やり抱き締めてきた。

私「…行った…急に連絡がきて、今すぐカメラを取りに来いって言われて…行ったら…犯された…でも!この事は絶対誰にも言わないでっあせる言うなって言われてるし、バレたらどうなるか…ガーンもう、こんなんで一緒に居れないから別れて下さいっ」


もう一度ギュッと抱きしめられ優しく頭を撫でられた。

中学2年の冬⑳

『俺ん家来いよ』


「分かった」


私は出来ればもう誰とも会いたくないし、喋りたくない気分だった。


でも、彼氏に別れ話をする為に、
彼氏の家へ向かった。


ピンポーン…


『上がって』


彼氏の顔を見た途端に涙が溢れてきた

「別れて下さい!」


そんな言葉を発した私に彼氏は


『はぁ?!何を突然…」


と言って近寄り抱き締めようとしてきた。

中学2年の冬⑲

こんな汚れた体…


もう彼氏に合わせる顔がない……


お腹の上にティッシュを数枚乗せられ、自分でこの汚い液体を拭いた。


私は、無言で服を着て階段を下りた。


後ろから慌てて追い掛けてきた。


『○○、この事は2人だけの秘密にしようねラブラブ!ごめんねガーン』と、頭を撫でてきた。


今更謝られても…


一言も声が出ないし笑顔にもなれない。


とりあえず、頭をタテに振って家を後にした。


まだ全身が震えている…


家に帰って速攻でお風呂に入った。


ワンワン泣いた


体中力強く擦っても擦っても…


あの感覚が抜けない。


もう、エッチするのもイヤ…
思い出したくないし…
私は、彼氏と別れようと思った。


私が犯されている間
散々鳴ってた携帯も今は鳴ってない。


(心配してるだろうな…)


今日別れを告げるために、
思い切って電話を掛けてみた。


『もしもし?○○?!お前どこ行ってたんだよ!ずっと電話してたのにプンプン


「ごめんね、…寝てたの…ガーン


『ふ~ん…まぁ、今から俺ん家来いよ』


「分かった。」
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