耳順
この言葉をご存知ですか?
プロ野球の「名将」野村克也監督は、
以前ヤクルトの監督に就任直後の
ミーティングの席で、
黙って何も言わずこの言葉を
ホワイトボードに書き、
「この言葉を知ってる奴おるか?」
と訊ねたそうです。
これは孔子の「論語」の中の一節です。
もう少し細かく見ていくと
【原文】
子曰、
吾十有五而志于学、
三十而立。
四十而不惑、
五十而知天命。
六十而耳順、
七十而従心所欲不踰矩。
【日本語訳】
先生はおっしゃった、
私は十五歳で学問に志し、
三十歳で自立した。
四十歳で狭い枠にとらわれないようになり、
五十歳で天命を知った。
六十歳で人の言うことを
逆らわないで聴けるようになり、
七十歳で心の欲するままに任せても
限度を超えなくなった。
つまり耳順とは、
「人の言うことを逆らわないで聴くこと。」
起業ビジネスの世界は、
会社員だけでなく、
個人事業主の方や主婦の方、
学生さんなど多種多様な方との
関わり合いが当たり前となります。
また、これから出会う人たちは、
それまで築いてきた性格や
プライドもそれぞれにあり、
「チーム」を作るというのが
なかなか難しいのが現状です。
あまりにも間違っている事は
聞き流しても構いません。
しかし、仲間同士で意見を交わしたり、
教えてもらっている事を素直に聞き入れ、
自分のビジネスに活かす事は、
自分が関わる全ての人々にプラスをもたらす基礎だと私は考えます。