「ハッピーエンドが好き」
なんて、恋愛映画で紆余曲折あった後に最後結ばれて終わる、みたいな。
その逆もあると思うんですよね。
「百万円と苦虫女」
百万円貯まるとその町を出て行き、また新しい町で百万円を貯めてはと転々とする女の子の話。
「自分探し、みたいなことですか?」
「いや、むしろ探したくないんです。どうやったって、自分の行動で自分は生きていかなくちゃいけないですから。探さなくたって、嫌でもここにいますから」
彼女にとっての今の幸せはこの旅だと思うんです。
だから、この作品はハッピーエンドじゃないかな、と。
そして、余談。
最初、拘置所から出てくるというインパクトのある始まり方してますが、彼女は決して悪い子ではない。
自分の身を守ることを第一に、人を守れない。
世の中にはそんな人が多くいます。
だからいじめが絶えない。
彼女は違うことには違う、と、立ち向かえる子なんだと思います。
やり方が派手すぎるけど。笑
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