元気な姿を見てほっこりしていたある日、ハクの姿が見えなくなりました。
赤ちゃんは残されたまま、昼、夜、朝、また昼がきて、夕方になってもハクは現れません。
赤ちゃん達が心配で、猫好きで自宅で5匹の猫を飼い、保護ネコ活動をしているお隣さんに相談して、一時赤ちゃんを預かってもらう事にしました。
次の日の昼、パートナーさんが泣きながら職場に電話してきました。
「ハクが帰ってきて赤ちゃん探してる、でも様子がぼろぼろでおかしい」
急いでウチに帰ってみると、一昨日いなくなった日の雨のせいなのかずぶ濡れでなんか、足元もおぼつかず真っ直ぐに歩けないハクが待っていました。すぐに、これはおかしいと思い、必死でタオルを持って捕獲しました。普通なら元気で捕まるはずはないのに、カラダが思うように動かないハクはなんとか捕まえることができ、いつもの動物病院へ電話をしてみてもらえる事に。
診断は悪いものでした。たぶん、農薬を含んだようなものを食べていて、体温も低く状態がすごく悪いからもう、持たないとのことでした。
すごく、ショックでした。赤ちゃん時代のハクを見てきて、お母さんになり赤ちゃんも私達に触らせてくれる優しい子です。
ハクは、弱々しく手足も麻痺なのか思うようにならず苦しそうでしたが、子ど達はママにあえて一心にオッパイを求めます。
試しに、チュールをハクに与えてみました。
少しづつですが、口にしてくれました。
様子を見て、食べられるものを与えてせめて、一緒にいられる時間を作ってあげたいと思っていました。
でも、ハクにチュールをあげるとき励ましながらポロポロポロポロ涙を流すパートナーさんを見ていると切なくなるばかりでした。
そんな風に数日過ごしたある日、即席で作ったゲージからハクが脱走してチョコンと座っていたのです。
ビックリして、ウエットのご飯をあげるともしゃもしゃ食べてくれ、顔つきやカラダもしっかりしていました。
事の次第をお隣さんに話したところ、ハク一家を引き取って赤ちゃんは里親さんを探して、ハクはお隣さんが飼ってくれるという事に。
ウチでもこの中の男の子を引き取る事にしました。
元気で活発なこです。名前は琥珀とパートナーさんときめました。
危機的状況だったのを、2人でなんとか出来ることをとやってきただけに、迎えるこの子は特別です、パートナーさん曰く、「2人の子供みたいだね」だそうです。
なかなか大胆な琥珀は怖いもの知らず、ニャンズが巻き込まれているような感じです。
赤ニャンが仲間入りして色んなことが起こっています。ニャンズ達もなかなか繊細。でも、そこはネコ様同士、こちらでも気を使いつつもネコ様にお任せしてのんびりニャンズ戦隊ゴレンニャーを作って欲しいです。
命の儚さと、簡単には無くならない力強さをまざまざと見せつけられました。
どんなことも諦めず、ギリギリまで踏ん張ったハクの姿、忘れられません。ハクに感謝です。














