普段はチャイナタウン(中華街)の中華総会の会長を勤める萬(ワン)は太極拳の達人。


 映画『イップ・マン 完結』のDVDを見て、内容は主人公でブルース・リーの師匠のイップ・マンが息子をアメリカ留学させるべくアメリカに渡りサンフランシスコのチャイナタウン(中華街)にある中華総会という中国武術の達人達が移民達の世話や面倒を見たりする組織で候(こう)拳、蔡李沸(さいりふつ)拳、鷹爪(ようそう)拳、白鶴(はっかく)拳、七星蟷螂(しちせいとうろう)拳、形意(けいい)拳、八卦掌(はっけしょう)、譚腿(たんたい)などそれぞれの武術の達人が紹介され、そして中華総会の会長が意外にも太極拳の達人でした。

 太極拳といえばスローな呼吸法で攻撃するイメージがなく強さも欠ける様な平凡な武術にしか思えませんでしたが、いざ戦いとなると会長を勤めるだけの人望も強さも備えてあり太極拳には想像以上の物凄い奥の深さがあることを知りました。

 昔から何でも派手な物よりも地味であればあるほど奥が深いという言葉を耳にしました。その言葉の意味を最近、理解するようになったのも事実です。母が私に太極拳を習いに行ったらどうか?と言ったことがあり、あまりの地味な拳法に乗り気ではなかった私ですがチャンスがあれば習いに行きたい気持ちが出てきました。しかし奥が深いので習いに行っても不平不満を言わないように努力しようと思います。



普段は地味で平凡な太極拳に見えるが、いざ勝負となると物凄い本領を発揮する!!



イップ・マンと拳法の手解きを行なう萬(ワン)師匠。

互角以上の勝負だったが、その直後・・・思わぬアクシデントが起きる!!



ブルース・リー役を演じるチャン・クォックワン。

ヌンチャクを自由自在に使うシーンも見所。