所用で横浜中華街に出かけた。
久しぶりの中華街は、日曜日ということもあって大混雑。
以前と変わったと感じたのは、中国人観光客が多いこと。
中国から来て、旅先の日本で中華料理食べたいものなのか?
僕は海外旅行に行くと必ずインチキ和食レストランを尋ねるが、
あれとは意味が違いそうだが、、、。
もう一つ驚いたのは、タピオカ屋の数。
どこもかしこもタピオカ屋。コーラの販売機より多いかも。
この短い通りに何十万粒のタピオカが存在しているのやら。
タピオカの大河を想像してみる。
ブームとはそういうものだから、
儲かるとなれば二番煎じ三番煎じが出てくるのは当たり前だが、
そのスピードが加速してやしないか?
ピータンを買いに入った中華食材屋で聞いたが、
今や、中華食材店の生タピオカ自体も品薄で、
台湾、中国でフル回転で生産輸送しているらしい。
その昔、ナタデココブームが来たときに、
フィリピンでナタデバブルが起きたそうな。
借金してまでナタデココ作る機械を買って
フル稼働で生産体制に入った頃に
日本のナタデブームが急に終わって、
地獄見た家庭がたくさんあったとか。
大量のナタデが震える中で一家で震えたそうな。
個人的に困るのは、これまたブームってやつの特性で、
それが過ぎると急にイケてない?ダサい?バエナイ?みたいなことになり
ブーム前からあった分までまとめて姿を消しちゃうこと。
僕はタピオカがもともと好きだったが、
それはレンゲで食う、白いタピオカココナツミルク(+小豆あん)のやつで
今は殆ど見かけない。タピオカ農家もそっち向け出荷してる場合じゃないだろうし。
アボカドあたりはブームを乗り越えて定着してくれたが、
タピオカはどうだろう。
中国の家庭が地獄を見ませんように。