復活 | 境界性パーソナリティ障害との戦いを決めた日

境界性パーソナリティ障害との戦いを決めた日

境界性パーソナリティ障害と診断されている彼女がいます。
この憎むべき精神病『境界性パーソナリティ障害』と戦い、彼女本来の姿で健全に生きられるよう、支えて行く事を誓い、このブログを始めました。長く辛い戦いになると思いますが頑張ります。

最悪の日から3日目の夜


状況は一転します。


友人と会うと言って渋谷まで出かけていった彼女。


「迎えに行こうか」と訪ねても「大丈夫」とそっけない。


この時点まで、やはり「好きじゃない」と連呼しています。


すでにヤケになり、99%ダメだと思っていた私は居ても立ってもいられなくなり自宅近くの街をフラフラ。



余談ですが、最悪の日から食事が摂れなくなり、水分と酒だけで過ごしていました。


空きっ腹にワインをがぶ飲みしてほぼ放心状態。


気付くと片っぱしから知人に連絡していました。


「あの時ベロベロだったねー」と後日言われてどんな状態か分かりました。




話しを元に戻します。


夜9時。


彼女からの突然の電話。


「いま何してんの?」かなりご機嫌。


「渋谷これない?」


もちろん一目散に向いました。


いつも1時間かかるところを40分で。




到着すると、以前の彼女がそこにはいました。


彼女の友達からは「土曜日クリスマスパーティーするんでしょ、いいな~」と。


2人の話しの中ですっかり元通りになっているようでした。


ちなみにこの友人。


修羅場だったホテルから真っ先に連絡していた相手。


彼女のやっていること全てを知っていることでしょう。





帰りの車では何もなかったかのように明るく振る舞う彼女。


どんな話しを2人でして、どんな結論になったのか聞いてみたいです。


「いまでも好き?」


そう言っていつもと変わらない笑顔です。


なにがなんだかさっぱり分かりませんが、一先ず復活しました。



翌4日目


夕方2回の電話。


普通の会話ではありましたが、少し様子が違う。


後で知ったのですが、この時下腹部をカッターで切っていました。


最悪の日の翌日にも足の付根をかなり深く切っています。


その電話でのこと。


「きょうは何してるの?」


「教えな~い」

 
「いいよ、じゃあまた後つけちゃうから」


「どうせ、もう見ても何も言わないでしょ!言ったらまら3日くらい連絡取れなくなるよ~」ですって。


背筋が凍りましたね。


本気で言っているとしたら、援交もまたやるのかも。


いたたまれなくなります。




夜は2時過ぎまで電話。


かなりボーっとした感じでした。


ODかも知れません。



この数日、自傷行為、OD、彼女なりに苦しんでいたのでは。


馬鹿正直だと思いますが、前向きに捉えてしまいます。


境界例を甘く見ている訳ではありませんが、このまま悪い事は辞めてくれないかと期待を抱いてしまっています。


明日は2人で初めてのクリスマスパーティです。