虎之介くんが2月8日、天国へ旅立ちました。

10歳2ヶ月でした。

ここからは記録の為、長文になります。

昨日の夕方、突然息が荒くなり少し様子を見ていたけど、もう息をするのが辛そうですぐに病院へ。

レントゲンの結果、やはりいつも通り肺水腫。

11月から何度も肺水腫で入退院を繰り返し、今回もまたすぐ退院してくるだろうと一旦帰宅。

21時頃に病院から電話があり、虎之介くんが倒れたので来てくれと。

震えながらすぐに病院へかけつけると、チューブを口へ通されて意識朦朧としながら一生懸命生きようとする虎之介の姿が。

先生から選択肢が与えられ、飼い主さん自身が決めてくれと。

①このまま病院で治療を続ける

②治療はせずに連れて帰る

③楽にさせてあげる

とにかく虎之介が辛そう辛そうで、もう見てられなくて、一瞬③を考えてしまった。

安楽死という選択。

だけど、まだ自分の力で一生懸命に生きようとしている虎之介の命を私達の手で絶ってしまうのはやはり出来ない…

一瞬でも何てことを考えてしまったのか。

ほんとに後悔。

そして①と②でほんとに迷った。

病院でこのまま治療すれば、元気になる事は十分あり得るとの事だった。

だから、病院にいれば助かった命を私達が連れて帰ってしまったおかげで寿命を早めてしまうのも嫌だった。

でもやはり最期は家で私達の腕の中で看取ってあげたいという気持ちもすごくあった。

悩みに悩んだ結果、私達の出した答えは、一晩だけそのまま病院で治療してもらって、次の日の朝には迎えに行き、酸素室を借りて(肺水腫の治療法は酸素室の中で利尿剤を投与して肺に溜まったお水を抜く事だけなので)家での治療に切り替えようというもの。

次の日の朝には酸素室が届くように手配し、その日は一睡も出来ず、、、

だけど病院から電話もなかったので、一晩乗り切ってくれたか！と安堵感と同時に、もう頑張らずに楽になってもいいんだよ、という気持ちが入り混じりとても複雑な気持ち。

そして朝を迎え、病院から電話が。

先生の「残念ですが…」

の言葉に胸が締め付けられ、涙がとめどなく溢れ出し、とにかく2人で泣いた。

こんなに泣いたのはいつぶりだろう。

主人が泣いた姿も初めて見た。

0時20分に息をひきとったそう。

一緒にいた10年間、ほんとにたくさんの楽しい思い出と癒しを与えてくれた虎之介。

娘が生まれてからの1年間は、なかなか構ってあげられなくて、寂しい思いと我慢ばかりさせてしまった事が後悔でしかない。

もっと遊んであげればよかった。

もっとお散歩に連れて行ってあげればよかった。

もっと、、もっと、、って。

旅立つ前日にやたら甘えてきたので、うっとおしがってしまった事、最後に謝りたかった。

病院から連れて帰って看取ってあげればよかった。

1人きりで逝くとき、きっと寂しかったと思う。

だけど、私達に苦しんでる姿を見せたくなくて1人で逝ったのかも…

虎之介はうちにきてほんとに幸せだったのか？

そんな事ばかり考えてしまう。

でも、私達はほんとに虎之介と出会えて幸せだった！

私達のもとに来てくれてありがとう、虎之介。

ずっと忘れないよ。

天国でたくさん遊んでね。

ありがとう。