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ホントのところ

長女出産後に流産3回、不育症が判明。約1年のベビ待ちを経て妊娠しヘパリンで妊娠継続するも、今度は胎盤機能低下となり30週で900gの男の子を出産。
そんな私の、周りの人には言えない本音と、不育症検査、二人目ベビ待ち・出産、その後の成長を記録するブログです。

痛いんですよ

何がって…
その1。おっぱいが痛い。
その2。のどが痛い。
その3。おなかが痛い。


まずおっぱい。
吸われると、乳首の付け根がすご~く痛い。
特にあの、最初にちゅぱちゅぱしたあとの母乳が本格的に出てくる瞬間。叫び出しそうなくらいに痛いっ!!

実は同じような症状が一月前にもあって。母乳が詰まったか、それかくわえ方が悪くて乳首に傷が付いたんじゃないか、って思って、ちょうど息子の検診があったから母乳外来を予約。
でも、痛みを堪えて飲ませてたら、何故か当日の朝になって急に痛みが引き、念のため見てもらったけど何も問題なし。
息子が退院して10日後だったので、急にいっぱい吸われるようになったから痛かったんじゃないかな、って言われました。
確かに、痛みを乗り越えてから飲みが良くなった気もするし。

ということで今回も、頑張って乗り切るしかない。
きっとここを越えれば、がっつり飲んでくれるようになるよ、うん。
って、わかってはいるけど。やっぱり痛い~(>_<)
毎回、決死の覚悟(笑)で授乳してます。


そして次。のど。
先週、風邪を引いたのね。
水曜くらいが一番咳がひどくて、やっと治ってきたな~って思ってたのに、今朝起きたら、またのどが痛い。
ぶり返しちゃったかな~って思ったんだけど…あれ?でも痛いの、耳の付け根あたり。
これってもしかして、おたふく!?

ということで今、病院の診察待ちです。
娘を保育園に連れてった(症状がないし、予防注射もしてるので)ら、最近流行ってるって書いてあった。う~ん、やばいぞぉ…
息子はとりあえず義父(義母はお仕事)に預けてきたけど、ずっとは無理だし。私と一緒にいてうつらないか、心配です。


そしてついでに、お腹。
今朝起きたら、なんとな~く、下腹部がうっすら痛い。というかしぶい。
これってばもしや、早くもヤツが帰ってきてしまった!?

一般的には授乳中は来ないとか言うけど。
私の場合、娘の時だって三ヶ月後、ばりばり授乳中に来ちゃったもんなぁ、大いにあり得る。

やだなぁ。もうしばらく来なくても良いのに。


ということで。
痛いことだらけ、踏んだり蹴ったりの本日でした。

結局、前回更新から随分間があいてますね・・・相変わらずのゆっくりでごめんなさい。


しかも、本当は別の話を書くつもりだったのに、ちょっと書きたいネタが発生!

それは。

保険の話、なんです。



ウチは夫婦で某社の保険に入っています。

娘が生まれたときに、お互いバラバラに入っていたのを整理し、二人とも入りなおしました。

今後必要な費用を精査して、必要な分だけ保険をかけるってタイプのヤツです。

たまたま知り合いが営業をしてたから、ってのもあったんですけどね。


三人家族で考えたプランだったので、家族が増えると当然見直しが必要。

こないだ営業さんに来てもらって、息子が増えた分の保険を追加することにしました。


ところが。

保険入るときって、告知書って書きますよね。

その質問項目に「過去5年以内に7日以上の投薬を受けたことがある」ってのがありまして。

当然「はい」。だって、バイアスピリンとヘパリンもらってたもん。


そうしたら後日、本部から問い合わせが来ました。

「血栓症はあるか」「投薬の理由は何か」というもの。

そうだよね。普通に考えたらそのための薬だもんね。

ということで、血栓症ではないこと、流産予防のための妊娠中のみの投薬で、現在は服用していない、と回答しました。


一昨日、担当の営業さんから電話が入りました。

本部で審査の結果、今回は投薬時期からあまりに近すぎるため、保険には入れない、とのことでした。

しばらく時間をあければ条件が緩和されるかもしれない(というか、5年経てば当然大丈夫なんでしょう)、とのことでした。


そっか・・・そういうことになるのか。考えもしなかった。

営業さんにはえらい謝られたけど、別に営業さんが悪いわけじゃない。

保険の営業さんが、不育治療について詳しく知ってるはずもないし。


なんだかちょっとショックです。

まぁたしかに、保険の条件に引っかかってしまうんだから仕方ないけど。

でもさ。そういう風に普通の病気の治療と同等に扱われるんだったら、ヘパリンを保険適用にして欲しい。

なんて、ちょっと悔しくなってしまうのは私だけでしょうか。



ちなみに、入れなかったのは私だけ(ダンナは問題なし)。

保険の更新全体からみたらごく一部だけだったので、あまり大きな影響はありませんでした。

だから、まだ良かったけどね。

大変遅くなりました。
ようやっとブログに帰ってまいりました。
待っていてくださったみなさん、どうもありがとうございます。


そして。
9月11日の日曜日、息子が我が家に帰ってきました。
帰ってきたっていっても、前回はお腹の中ですけどね。


息子が退院してからの毎日は、思ったよりバタバタでした。
さっそく一日12~14回くらいの頻回母乳が開始!
平均すれば2時間に1回だけど、実際には3~4時間あく時もあって、代わりに1時間しかあかない時も結構ある。
まぁ娘もそうだったので、やっぱり来たか~って感じであまり焦っていませんが・・・でも体が慣れるまでにはちょっと時間がかかってます。


息子は、やっぱり環境の変化がストレスだったのか、退院したらウンチが出なくなり、どんどん不機嫌に。
これはちょっとまずいと思い、水曜日に小児科に行って出してもらったら、ものすご~い勢いで出ました!!
それ以降は快便でゴキゲン、母乳の飲みも良くなって、私も随分楽になりました。


ただ、私はかなり母乳の出が良い方で・・・退院の頃に息子は1日8回授乳で60ml/回くらいだったのに、搾乳で150~200ml/回くらい搾れてしまっていたくらい。
なので、もうじき2週間になりますが未だに直母(直接母乳を飲むこと)だけじゃ張ってつらくて、並行して自分で搾ってます。
それでも上手く体が慣れず、先週末は母乳が詰まって発熱しました。
早くもっとがっつり飲めるくらいに育って欲しいです。
もっとも、NICUっ子のお母さんは母乳が出なくなって悩む人の方が多いから、出るのはとてもありがたいことなんだけど。



ところで。
このブログ、当初は2人目が無事に産まれたら終わりにしようと思っていました。
でも、そうして産まれた息子は超低出生体重児(出生体重1,000g未満)。
今はあまり感じていませんが、これから成長していく過程で、同じ月生まれの子との成長の差に、人には言えない本当の気持ちって出てくるのかもしれない。
もともと、人になかなか話せない気持ちを吐き出したいという想いで始めたこのブログ。
なので、すみませんがこれからも続けさせてください。


ということで、今回はまず、息子が産まれてからの経過を簡単に書いておきます。
早産児の場合、修正月齢という考え方があって、出産予定日(息子の場合は9/10)から修正0ヶ月、1ヶ月として様々な発達の目安にしていくんですが、逆に予定日以前は、お腹の中の週数をそのまま続けて数え、器官などの発達を見ていくそうです。
なので、私も週数で表記しますね。


30週4日 帝王切開で誕生 体重900g 身長34cm
      産声を上げたらしい 手足を動かしてとても元気
      動脈管が大きく広がっており閉じにくいため、治療を行うために鎮静剤を使用
      自力呼吸ができるようだが動脈管の治療もあるため、人工呼吸器を使用
30週5日 口から胃までいれたチューブを使い母乳開始(1ml/回)
30週6日 動脈管が無事に閉じる(鎮静剤投与は中止)
      尿道下裂が判明 今後治療が必要
31週1日 人工呼吸器がはずれ、自力呼吸開始(酸素は随時使用)
      体重最小(810g)これ以後は増加
31週4日 初めて抱っこ&カンガルーケア 5分程度 体重816g
33週0日 小さなタライでお風呂開始 体重1,030g
33週5日 眼科検診の結果、網膜の発達に問題なし
34週2日 母乳を哺乳瓶で飲む練習開始 体重1,278g
34週3日 母乳を直接おっぱいから飲む(直母)練習開始
34週5日 そけいヘルニアが判明 手術が必要
35週2日 NICUからGCUへ 体重1,476g
      (実際は続き部屋だが、保育器からコット(新生児用のベット)に移る)
36週3日 呼吸補助の酸素が完全にはずれる
37週2日 体重2,000g!!
38週4日 そけいヘルニアの手術 無事成功
40週1日 退院 体重2,700g 身長43.4cm


大体こんな感じです。
あとは、貧血改善の注射とか、母乳添加剤(栄養の補給)とかもありました。

詳しい用語の説明などは、また後日詳しく書きたいと思いますが・・・
本当に大きな問題もなく、無事にすくすくと育ってくれました。
息子の生命力と、現代医学の力、そしてスタッフの方々の努力に感謝しています。