風に乗っているとき

人はいう

「なんて心地がいいんだ」

躍動が止まらないとき

僕はいう

「僕には翼がはえたよ」

そこには

少し前の君の姿はもうない

あるのは

君のうれしそうな横顔だけだ

苦労している時ほど いい顔をする

人はいう

その答えは君の顔が語る

そう

君の顔が全て

うれしさに理由なんていらない

考えなくてもいい

それよりも今は

喜びに耳を傾けよう

うたぐり深い大人を

スピードで振り切ろう

理由をつけて悔しさを隠そうとする大人に

僕達の躍動を見せつけてやろう

 

心を拡げて

みんなで天を仰ごうよ