まずはうつ病と拒食症になるまでに何があったか。
 

私がうつ病だと自覚したのは、都内に住んでからだった。

実家に居た頃は、対人恐怖症、広場恐怖症、視線恐怖症、数えきれない恐怖を味わった。

外食はもちろん、人に常に笑われている気がした。

この服でいいのか

顔が醜いからなのか

服がダメなのか

そんなことばかり考えた

誰かが常に自分の悪口を言っているようで怖かった。

病院も、総合病院の研修医のたらい回しにされて安定剤漬けにされた。

安定剤の離脱症状の恐怖はここから始っていた。

ある日、薬を切らした。

たったの4日、甘く見ていた。

日に日に体調は悪くなり、ふらつき、足の感覚のなさ、耳が聞こえなくなる、焦燥感、不眠、異常な心拍数

それがずっと続いた。

 

限界が来たその日、私は倒れて頭を縫った。

離脱症状と真剣な顔をした救急隊員で混乱してぐるぐるする頭。

どこに向かってるのかわからない恐怖。

すべてが怖かった。

入院こそしなかったが、離脱症状でここまでに陥るとは思っていなかったので、

私は安定剤が手放せなくなった。

 

そこからは流れるように、仕事もダメになり、食事もする気力がなくなり、

家にいる時間が多くなった。

家にいる間何もできない自分を責め続けた。

逃げたくなった私が手に取ったものは、お酒。

 

自業自得の地獄の始まりである。