売れる文章を書くために必要なことは何だと思う?
文章力?練習量?才能?
どれも「不要か?」と聞かれれば、
「あるにこしたことはない」
と答えるだろう。
でも、いずれも決定的な答えではない。
ここに、2人の青年がいたとしよう。
2人とも能力はほぼ同じ。経験もなし。
あるのは、売れる文章を書きたいという意欲だけ。
2人は、ある企業のライター募集に応募してみた。
課題は、ある商品のセールスレターを書け、というもの。
〆切まであまり日数は残されていなかった。
二人は、夢中になって取り組んだ。
机を並べて、お互いに夜中までペンを走らせた。
そして、朝9時の〆切ぎりぎりに、
二人とも無事、原稿を送信することができた。
さて、どうなったか?
一人は、不採用。
一生懸命取り組んだが、しょうがない。
何しろ、初心者だったのだ。
これからもっと勉強すればいい。
そしてもう一人は、なんと採用された。
自信が無かったところに採用通知が来たもんだから、
よろこぶ前に驚いた。
何かの間違いではないか?
でも間違いではなかった。
彼は採用され、プロのコピーライターとしての
一歩を踏み出したのだ。
2人の違いを分けたものは何だったのか?
それは、「優れたコピーを真似したかどうか」の違いだったのだ。
不採用だった男は、完全オリジナルな文章を書いた。
ほかと同じでは差別化できないと考え、
なるべく独自の構成にし、自分でつくった言葉も使った。
でも、、、実力がない段階でのオリジナリティは、
マイナスにしかならない。
売れる文章には、きちんと検証され、
効果が証明された型があるからだ。
そして採用だったもう一方の男は、
自分に自信がなかったので、有名な広告の文章を真似した。
アメリカの古い広告だったが、
爆発的にヒットし、長い間同じ文章が使われているという広告だった。
構成や単語の選び方、レイアウトにいたるまで、
そっくり真似た。
もちろん、著作権には違反しない範囲でだ。
そしてその結果、、、一目で見て真似だと分かる、
しかし、売れる文章ができあがった。
結論
・優れたコピーを真似しよう
そのコピーが売れる文章になっているかどうかは、
正直言って実際に売ってみないとわからない。
何度もテストし、失敗を重ね、少しずつ改善し、
そうしてやっと売れるコピーになるのだ。
それをイチからやるのは、たいへんな時間とお金がかかる。
ところが、この世にはすでに
天才たちが莫大な広告費を無駄にし、何度も失敗を重ねた結果
たどりついた文章が存在する。
それを、拝借してしまうのだ。
オリジナリティは発揮しないでいい。
素直に真似をすること。(もちろん著作権には敬意を払うこと)
これが売れる文章を書くための最善の道だ。
オリジナリティのある文章を書きたければ、
同人誌で発表すればいい。
売れる文章を書きたいなら、
既に売れている文章を真似しよう。
