独身時代のお話。②
前回の教官のお話の続きです。たぶん、2人の教官がいたら、1人は優しく、1人は厳しくなのよねたぶん、そうなのよね、訓練生に逃げ道を与えてくれているのだと思うの今ならわかる、今ならわかるけれど・・・当時はものすごく怖かった当然のように毎日あるテストでは、同じ教室の訓練生全員が100点をとれるまで帰れないのだけれど、全員で見事100点をとって猛烈な眠気の中、全員でそそくさと帰った次の日の朝。「みなさん、今日は早くいらっしゃったんですね。昨日は自宅で復習なさったんでしょうか?」(直訳)「あんたたち、今日も定時に出勤していい身分ね。今日のテストは全員100点なんでしょうね。昨日はちゃんと定時に帰ったから家で復習したんだよね、まさかゆっくりお風呂に入ってゆっくり寝たなんでことはないわよね」はい、もちろん訓練生全員が瞬時に直訳を察しましたよ。また違う日には・・・授業中に教官が問いかけたことなどに関して「はい」など返事をしなくてはならないのですが(当たり前ですね)みんな自信がなく「はい・・・(小声、バラバラ)」のときは、「お返事が聞こえません!」とぴしゃり。まぁ、今思うと、社会人として?人として?当たり前のことを指導されているし、おかげさまで自信をもってチェックアウト(訓練終了)することができたし、本当にありがたいことでした。エアライン業界は、人の命を預かる仕事。特に空港地上職は、荷物の重さのミス入力で飛行機のバランス計算がくるってしりもち事故を引き起こしかねない。保安検査区域内に持ち込めないものは何か?瞬時に判断できないと空港の安全を守れない。チェックインにきたお客様の様子が変ではないか?(たまにインフルエンザやその他感染症を隠して搭乗しようとする方や、泥酔している方などがいます)搭乗口業務では、システムの人数と、実際に乗った人数が同じかどうか?(ハイジャックの危険性)搭乗を取りやめた乗客の荷物のおろし忘れがないか?(テロの危険性)などなど、ここには書ききれないほど考えることや、神経を研ぎ澄まして業務にあたることがほどんどです。そういったことを知り尽くしている教官から、厳しく指導していただいたことは、今となっては宝物です。もちろん訓練同期も