108号の甲状腺乳頭癌+糖尿病記

108号の甲状腺乳頭癌+糖尿病記

2018年9月10日に甲状腺乳頭癌の告知を受けました。
糖尿病はインシュリン注射を20年以上しています。
癌を機にブログを始めました。

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筆無精108号です。
今更ですが、術後2日目から退院までを振り返ります。

10月24日(術後2日目)

この日の朝食からご飯はお粥から普通のご飯にになり、入浴(シャワー)が解禁に!
一番驚いたのは術後2日目でシャワーを浴びながら洗髪が許されたこと。
しかも傷口にサランラップなどのガードなし。
ガーゼをはずして術後から貼ってあるテープのみ。
先生に大丈夫なのか確認はしたけど、半信半疑。

本当に大丈夫なのか…不安が残るまま午後に入浴。
髪の毛はショートなので、普段は気を使わずガシガシ洗っているけど、この日ばかりは慎重に。
頭をなるべく下げて、ゆっくりシャワーをかけて洗髪。
体を洗うために上体を起こすとお湯が首筋に…
んん…しみない…痛くない。
なんでどうして
もう傷がくっついてるの?
などと思いながらもホッとして入浴終了。
痛み止めを飲んでるせいなのか…など考えてはみたけれど無事何事もなく入浴できることがわかったのでよかったよかった。

入浴と同時に自己血糖とインシュリン注射も開始。
手術日から術後1日目までは病院で管理ということになっていましたが、術後1日目食事開始後の血糖値が高かったことと、体調の回復が順調だったことからの自己管理の開始。
でしたが、院内散歩、入浴などいろいろ動き始めたため夕方に低血糖気味。
長年の経験ですぐにわかったので、血糖値測定。
血糖78。
ジュースを飲んで落ち着いて再測定121。
翌日からの院内散歩は控えめにしようと反省。



10月25日(術後3日目)

朝食の飲み込み時の違和感が少なくなり、楽になる。
前日の反省を活かして、午前中の散歩は控えめにして患者用の院内図書館に行ってみる。
やはり、病気に関する本が中心。
とりあえず、自分の持病、糖尿病と甲状腺癌について本を探してみる。
探してみて改めて認識したのは、自分の持病は内分泌系の病気に分類されるということ。
外見は元気そうでも中はボロボロ。
もう少しまじめに気をつけないと、親より長生きできない…反省…
また、しばらくするとぐーたら復活するんだけど。

午後は友達がお見舞いにきてくれて、久々に話せて楽しかった。
友達がいる最中に歯科から呼び出し。
友達を病室に残して術後の検診。
口内に異常がないかチェック、歯磨きチェック。
なまじ歯が丈夫で虫歯になりにくいので、歯磨きは下手。
磨き残しを注意される。
病室で待っててくれる友達に感謝。
いい友を持って幸せ爆笑


10月26日(術後4日目)

術後からの微熱が平熱に戻る。
熱は下がったけど、術後から気になる顎の下から傷口までのあたりに感じるビリビリ感というか、ボアッと感というか、何と言ったらいいかわからない皮膚側の違和感、たまに痛みを感じることについて先生に聞いてみた。
手術で首の回りの神経に触れてしまったり、切ってめくりあげたりするので、一時的な麻痺が起きているということ。
人によって違うけど、数ヶ月で元に戻るらしいです。
術後から朝の出勤後、夕方の診察後と1日2回は様子を見に来てくれる先生。
先生についてはとても信頼のおけるよい先生と思っているので、これからも安心して受診できます。

病院内の生活サイクルは普通にこなせるレベルになり、翌日の退院の準備を始める。

10月27日(術後5日目 退院日)

朝食後、退院準備をしていると看護士さんが来て退院の手続き。
さらに先生も来て、傷口に貼ってあるテープの交換について説明。
テープは売店に売っていて看護士さんが持っているものを見せてくれた。
Nitto 優肌絆
普通の医療用テープ。
先生の話では傷口が上下に引っ張られることを防止する事が目的なので医療用のかぶれないものなら何でもいいそうです。
テープ代安くて良かった。

午前中には母、弟が迎えに来てくれて無事退院。
一応、退院時には首に今治タオルのタオルマフラーを巻きました。