雪月のブログ -2ページ目

言えたら良いな

とある本の一節に考えさせられるものがありました。


概ね、こんな内容↓


元気だけが取り柄と自称するある人が突然倒れてしまい、救急車で病院へ。治療が行われ一命を取り留めたものの、倒れた本人はショックを受ける、まさか、私が...。やがて、入院生活のため、6人部屋へ。ベッドごとにカーテンが開閉できるようになっていたが、どのベッドもずっとカーテンが閉め切りで陰鬱な雰囲気。始めのうちは自分が倒れたことに対する気持ちの割り切り方もわからず同室の患者たちのことを考える余裕もなく。でも、自分を省みることで、ある思いが心に浮かんでくる。そして、カーテンの向こうの患者達にこんなことを言いました。


「カーテンを開けることからはじめませんか」~(中略)~


その後、いつも笑い声が絶えない、病院で一番笑顔に満たされた部屋になったそうです。


自分にはこんな言葉は言えないと思いました。でも、自分が入院していて、新しく来た人にこんなことを言われたら嬉しくて応えたくなるんじゃないかとも思いました。


なかなか言えない一言。言える人間性を見習いたいものです。


この人はとても素敵な人だなぁ


結婚感

昔で言う、結婚適齢期。

そんな歳だから、母親にはよく、早く結婚しなさい!などと言われます


一方の私は、特に結婚の必要性を感じていない


だから、返事は、まだ結婚はしない、となる


母親はこういう、病気になったらどうするの?


この質問には、こう答えた、


病気になって体が不自由になれば死ねばいい、と。


自分の人生観、生命感の是非は置いといて、素直に答えた嘘偽りのない一言だけど、上の一言って親に対してとても親不孝なことを言ってしまったのではないかと、後になって思いました


まだ、子供を持ったことはないですけど、親にはグサッとささってしまったのかもしれません


死ぬことを怖いと考えるひとって多いのでしょうか

一抹の寂しさ

いつものバーで会話を楽しんでいるとき、ふと気づけば、最近あのヒトみてないなあ、あとになってきいてみると、恋人ができてお店に来る機会がへったとか。また別のヒトは、大学を卒業して県外に就職したとか、はたまた、結婚したとか、転職で行動範囲がかわったとか。理由は様々あるけれど、徐々に常連も入れ替わる。


気がつけばみんなそれぞれの人生を歩んでいっている。長い人生のうちのひと時をバーで過ごす。バーテンダーを優しい止まり木というけれど、バーそのものもそんな役割があるのかもしれない。人生に疲れたり、出会いを求めたり、お酒に興味があったりと様々なきっかけで色んな人がやってきてバーで羽根を休めていく、あるいはエネルギーを充電していく。



その日その日の意味でもあるけれど、もっと長い意味での休息、充電でもある。やがて、人生の流れといったきっかけや、決意というほど重たいものではないかもしれないけれど、自分のなかで、そろそろ飛び立とうと決意したり、自然と足が遠のく。休むことで進むべき次の道が見えてくるのかもしれない。造られた、いまいちな言葉だけど、人生の交差点。そんなニュアンス。



バーの扉の内側は優しい空間である。優しい言葉も、一緒にバカをやることも、お互いの意見をぶつけることも、すべて優しい空間に包まれ許されていること。そして、バーをでるとき扉は穏やかに閉まるけれど、そっと背中を押してくれる。言葉をかけてくれているとすれば、行ってらっしゃい、とか、休みたくなったらまたおいで、とか。



そんなバーが好き。