僕と僕の会話 ねぇ、神様っているとおもう? 違うよ。 いるか、いないかを聞いているんじゃなくて、 いるか、いらないかを聞いているんだよ。 しばしの沈黙の後、 ようやく黙々とこみ上げてくる何かに期待を込めたそのタイミングで、 普段使わないケータイのアラームが大音量で鳴る。 『こんなときに限って時間切れですか。』 そんな思いを込めながら少し重い体をベッドから引き剥がして また新しい一日が始まる。